『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』30周年記念初の全アニメシリーズ横断展覧会の開催が決定

『攻殻機動隊』全アニメシリーズ横断展覧会 ビジュアル

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』30周年記念初の全アニメシリーズ横断展覧会の開催が決定

2月5日(水) 12:00

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劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の公開30周年を記念して、2026年東京にて『攻殻機動隊』初めてのシリーズ横断展覧会の開催が決定。併せて、過去最大規模となる本展覧会のティザービジュアルが公開された。

本イベントは、士郎正宗による漫画原作『攻殻機動隊』をはじめ、1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2004年に公開され昨年公開20周年を迎えた劇場アニメーション『イノセンス』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めたOVA『攻殻機動隊ARISE』、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』、2026年に放送を予定しているサイエンスSARUがアニメーション制作を担当する新作TVアニメ作品まで、全アニメシリーズを横断した『攻殻機動隊』の全てが詰まった展覧会となる。

歴代の作品のアニメーション制作を担当してきたProduction I.G、2026年放送予定の新作アニメを担当するサイエンスSARUが全面協力する展覧会とあって、『攻殻機動隊』ファンはもちろん、まだ作品に触れていない人にも注目の内容展覧会となっている。

今後の詳細は作品公式グローバルサイトおよび各公式SNSで発表される。

<作品情報>
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』

【ストーリー】
西暦2029年—企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。
情報化のネットワークが地球を幾重にも覆い尽くし、一方でコンピューター犯罪やサイバーテロが日常化した時代。公安9課、通称「攻殻機動隊」に所属する草薙素子は、国際的に指名手配された謎のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになる。人形使いとは、さまざまな人間の記憶や行動を、脳をハッキングすることで操るという特徴的な犯行スタイルのために付与されたコードネームだったが、その正体は一切不明のままであった。一連の事件の捜査の中で、少しずつ人形使いに近づいていくかにも思える草薙。しかし実は人形使いの方からも草薙へのアプローチを試みていた。そしてついに人形使いは草薙の前に姿を現すのだが……。

記念すべき最初の『攻殻機動隊』アニメにして金字塔。西暦2029年の近未来を舞台に、原作・士郎正宗、監督・押井守で1995年に劇場公開された。本作は、当時、最先端の映像技術と深遠なSF的世界観で日本のアニメーションの魅力を世界に知らしめた。そして、2008年には大幅にCG表現を追加した『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』が公開された。

『イノセンス』

【ストーリー】
舞台は、人々が電脳化され、声を出さずとも、コンピューター端末を打たなくとも、ネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ、ロボットが共存する2032年の世界。魂が希薄になった時代。決してそう遠くない近未来を舞台に物語の幕が開く。
主人公は、続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関・公安9課の刑事バトー。バトーは生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その身体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、ひとりの女性、素子(もとこ)の記憶だけ。
ある日、少女型のロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。さっそくバトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく。

劇場版の第2作。前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編という位置づけで、2032年の近未来が舞台。前作で“人形使い”と融合した草薙素子は、物語の終盤まで登場しない。少女型の愛玩用ガイノイドの暴走&自壊事件を中心に、押井監督ならではの精緻な描写と美麗なCG、壮麗な音楽などを駆使して、ヒトがヒトであることの本質を問う。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』

【ストーリー】
西暦2030年——あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての“個”になるほどには情報化されていない時代……。
情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。
公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。

通称「S.A.C.」と呼ばれる本作は、「攻殻」初のTVシリーズ。監督・神山健治により全26話が制作された。物語は押井監督の「攻殻」とはパラレルワールドになっており、素子が“人形使い”と融合しなかった場合の2030年が舞台。2005年には、本作の中心となる「笑い男事件」を軸に、全話を約2時間40分にまとめた総集編『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』が制作された。

『攻殻機動隊 ARISEシリーズ』

【ストーリー】
A.D.2027。公安捜査の権謀術数に限界を覚える荒巻の前に現れた女、陸軍「501機関」所属・草薙素子三佐。最高度のフィジカルと電脳戦スキルを備える一方、向こうみずで世慣れぬ未熟さをあわせ持つ草薙は、荒巻と不即不離の関係をたもちつつ、次々と犯罪へと対処する。だがそれは、501機関との関係を問い直すことでもあった。困難な事件に立ち向かう中、個性的な人的資源と気脈を通じる草薙。荒巻といつしか共有していた目的である「犯罪に対し常に攻性の精鋭実力部隊」創設へ向け、草薙は彼らを糾合してゆくこととなる。

これまでのキャストやスタッフを一新し、総監督・黄瀬和哉、脚本・沖方丁らによって、主人公・草薙素子の過去が描かれた作品。若くて前髪パッツンの素子が新鮮だ。全4話を各前後編、計8話に分けて再構成し、さらに新エピソード2話(「PYROPHORIC CULT」)を追加したTV版『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』が2015年に放送された。

『攻殻機動隊 SAC_2045』

【ストーリー】
持続可能な戦争(サスティナブル・ウォー)がもたらす新たな支配種“ポスト・ヒューマン”、再び組織される草薙素子率いる公安9課、通称“攻殻機動隊”2045年。
計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入したが、AIによる人類滅亡への危機を人々が日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない未来──。傭兵部隊として腕を奮っていた全身義体のサイボーグ・草薙素子たち元・公安9課のメンバーの前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる謎の存在が現れる。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される。

TVアニメ「攻殻機動隊(仮)」

2026年放送予定

アニメーション制作はゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた映画『犬王』やTVアニメ『映像研には手を出すな!』、上海国際映画祭金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した映画『きみの色』など、国内外を問わず高い評価を得た作品を手掛けたサイエンスSARUが担当。放送は2026年を予定。

原作:士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社 KCデラックス刊)
アニメーション制作:サイエンスSARU

『攻殻機動隊』公式グローバルサイト:
https://theghostintheshell.jp

(c)士郎正宗/講談社
(c)1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
(c)2004士郎正宗/講談社・IG,ITNDDTD
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊新劇場版」製作委員会
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

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