ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、日本発の人気エンターテイメント・ブランドをリアルに体験できる「ユニバーサル・クールジャパン」10周年を記念し、1年を通して「ユニバーサル・クールジャパン 2025」を開催中。
【写真】真相にたどり着くには同じテーブルの参加者との協力がカギ!?
第1弾では、日本が誇るミステリー作家・東野圭吾と初コラボ!本記事では、作品世界に没入できる参加型リアル・ミステリーショーにライター&編集担当が潜入した様子をお届けする。
■新田刑事が登場!一緒に聞き込みをして真相に迫れ
東野圭吾原作の「マスカレード」シリーズとパークのエンターテイメントが融合した「狙われた仮面舞踏会」は、ゲスト自身が登場人物となって推理に参加することができるショー。開宴前には1人に1つ仮面が配られるのだが、仮面舞踏会に憧れているライターは、この時点で「ロミジュリみたい…」と大興奮。ドレスコードは特にないが、パーティファッションで参加すればさらに盛り上がるはず。
舞台は、マスカレードシリーズでおなじみの「ホテル・コルテシア」。ゲストは、ここで開かれるマーダーミステリー・イベント「マスカレード・パーティ」に招待客として参加することになる。会場はうっすらとスモークがたかれ、ミステリアスな空間が広がっている。
ステージ上では華やかなオープニングイリュージョンが始まり、パーティの開幕が宣言されるのだが、突如不審な映像が投影されて異様な雰囲気に。騒然とするなか、ホテルマンに扮して潜入捜査を行なっていた刑事・新田浩介が壇上に登場!さらに、新田刑事の教育係であるフロントクラーク・山岸尚美も現れ、マスカレードシリーズの主人公との対面にワクワクが止まらない。
■ゲストの行動で結末が変わる!
新田刑事からホテルに届いた殺害予告の存在が明かされ、ゲストはパーティに潜む犯人を見つけ出し、殺人事件を未然に食い止めることに。現場を捜索するなかで見つかった証拠品をたよりに犯人が使うつもりだったトリックを暴いたり、次々と容疑者が浮上したりと、目の前で緊迫感ある捜査が展開されていく。
聞き込みパートでは新田刑事や山岸さんと一緒に、実際に容疑者のそばで話を聞くことができる。自由質問の時間は短めなので、気になることがあれば、ためらわずに手を挙げるのがおすすめ。なお容疑者全員に聞き込みをすることはできないので、同じテーブルの参加者とは積極的に話し合い情報交換してみるのがおすすめ。
最後の犯人投票は1人1票が与えられ、一番票を集めた人物によって結末が変化する。ライター&編集担当が参加した回は、見事犯人を的中させたかに思えたのだが、最後の最後に「真犯人は別にいる」と衝撃の事実が告げられて終了。会場のあちこちから悲鳴が上がる、悔しい結末となってしまった。
■一流ホテルの料理に舌鼓
気を取り直してビュッフェ台に向かうと、仮面舞踏会の本場であるイタリアの名物料理・カルボナーデ(牛肉の赤ワイン煮込み)やチキンフリカッセーア(チキンのホワイトソース煮込み)などを中心に、一流ホテルを思わせる食事が並んでいる。
彩り鮮やかなアンティパストミストは、ひと皿に美しく盛りつけて用意されているのもうれしい。
大人は赤、白、スパークリングのワインやビールも楽しめるほか、スイーツもそろい、ホテルビュッフェの満足感をたっぷり味わえる。
豪華なメニューを味わいつつも気になる点は尽きず、食事を味わいながら参加者と考察する時間も楽しい。「1回の参加では絶対に足りない!すべてのエンディングを見たい…!」との結論にいたるライター&編集担当だった。
ミステリー・ショー、ビュッフェ共に満足感が高すぎる「狙われた仮面舞踏会」は、2025年6月30日(月)まで。参加するには、スタジオ・パスに加えて、チケット(大人・子ども共通8500円〜)が必要となる。「名探偵コナン・ワールド」も開催されているので、合わせて推理ゲームを楽しもう!
取材・文=上田芽依
撮影=大林博之
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
(C)東野圭吾/集英社
TM & (C) Universal Studios. All rights reserved.
【関連記事】
・
【USJ】新エリア「ドンキーコング・カントリー」がついにオープン!レールが途切れるライドをはじめ、ジャングルでの大冒険をひと足早く体験してみた
・
【USJ】キュートなぬいぐるみやワイルドなホットドッグを冒険のお供に!新エリア「ドンキーコング・カントリー」のグッズ&グルメを紹介
・
美人は本当に幸せなのか?女性からは疎まれ男性からは言い寄られ、集団になじめなかった過去【作者に聞く】
・
【ネコ漫画】子猫を自分たちで育てるか、里親に出すか。費用やお世話の面で悩んだ末に出した答えとは?
・
フォロワーから寄せられる「不倫体験談」を描く理由とは?「背景にある人間の複雑な感情を描きたい」【作者に聞く】