グラミー賞11冠、アカデミー賞主題歌賞に輝くポップスター、レディー・ガガが、自身の最新主演作「ジョーカーフォリ・ア・ドゥ」の興行成績と批評について、米エル誌で率直な心境を明かした。
「アーティストであるということは、時に作品が受け入れられないこともあることを受け入れなければいけません」と語るガガ。
「意図した通りに伝わらなくても、前に進み続けていくのです」
DC史上最大のヒット作となった前作「ジョーカー」の続編として期待を集めた本作は、アカデミー賞俳優のホアキン・フェニックスが再び主演を務め、ミュージカル要素を取り入れた意欲的な展開に挑戦。しかし、1億9000万ドルの製作費に対し、北米興収は5830万ドル、世界総興収も2億640万ドルと振るわず、映画批評サイトRotten Tomatoesでは31%という厳しい評価を受けることとなった。さらに、2025年度のラジー賞では「最低作品賞」「最低主演女優賞」にノミネートされ、観客の出口調査Cinemascoreでも「D」評価という結果に。
このような状況に対し、ガガは創作活動における挑戦の意義を語る。
「失敗への恐れは人生に入り込むと、コントロールするのが難しくなってしまいます。それは混沌の一部なのです」
そして、アーティストとして20年のキャリアを重ねてきた今の心境について、「これまではいつも自分を追い込んでいましたが、今は違います。祝福する気持ちでいたいんです。以前は逃げ道を探していて、それを"非常口"と呼んでいたんです。でも今は、そういったものから解放されて、ありのままの自分でいられることに感謝しています」と素直に語っている。
【作品情報】
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ジョーカーフォリ・ア・ドゥ
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Photo by Matt Winkelmeyer/WireImage/Getty Images