風邪で寝込んだアルバイト。自堕落な食生活を救う「鶏と卵の雑炊」/(C)中山有香里/KADOKAWA
涙の帰り道。あたたかい湯気が立ち上る屋台で食べた「えび天うどん」/疲れた人に夜食を届ける出前店3(1)
傷心の帰り道、月曜日の憂鬱。ストレスフルな毎日を送る疲れた人々の前に、今夜も出前店がやってきます。
とある町の片隅にたたずむ夜食の出前店。店主のクマやサケのほか、ゴリラ、ネコ、吉村、まっくろいコたちなど、個性豊かなスタッフも増えました。あるときは部屋に、またあるときは屋台で。どこでも神出鬼没に現れては、温かくて美味しい夜食を届けてくれるのです。
登場する料理はすべてレシピ付き。思わずこちらまでホロっとしてしまう、癒しのエピソードをお送りします。
※本記事は中山有香里著の書籍『疲れた人に夜食を届ける出前店3』から一部抜粋・編集しました。
■水曜日の鶏と卵の雑炊
■鶏と卵の雑炊
材料(2人分)
鶏むね肉…100g
卵…1個
ごはん…1杯
万能ねぎ(小口切り)…適量
A 白だし…大さじ3
水…300ml
作り方
1.鶏肉は1cm角に切る。卵は溶きほぐしておく。
2.ごはんは水で洗い、ザルにあげて水けをきる。
3.鍋にAを合わせて、鶏肉を加えて中火にかける。肉の色が白く変わったら2を加えてさっと混ぜる。
4.やや強めの中火にし、卵を回し入れる。
5.卵が固まったら万能ねぎを散らす。
著=中山有香里/『疲れた人に夜食を届ける出前店3』
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