【写真】山崎賢人の「分身の術」以外にも個性豊かな“忍術”を巻物で発表した
俳優の山崎賢人が、1月24日に都内で開催された映画「アンダーニンジャ」初日舞台あいさつに登場。共演の浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣、山本千尋、宮世琉弥、岡山天音、メガホンをとった福田雄一監督と、“使ってみたい忍術”などについて語った。
■“現代忍者エンターテインメント”が実写映画化
同作は、漫画家・花沢健吾の現代社会に潜む新たな忍者像を描いた同名漫画を実写映画化したもので、コメディーの鬼才・福田監督が脚本も務める“現代忍者エンターテインメント”。戦後GHQによって組織を解体されながらも現代では秘密裏に存在し、日常に潜んでいる“忍者”の活躍を描く。
忍者組織「NIN」所属の下忍・雲隠九郎を演じる山崎。今作には個性豊かなキャラクターが多数登場し、アクションシーンやコミカルなシーンで躍動しているが、自分以外のシーンで特にカッコいいなと思った場面について「全員カッコいいんですよ、本当に」とした上で、「現代忍者でそれぞれ違う戦い方をしているので、本当にみんなのシーンがそれぞれカッコいいなと思いました」と力を込める。
これに浜辺も「私も同じことを言おうと思っていました!私以外のみんなのアクションシーンがカッコいい。同じです!」と同調すると、山崎は「同じだ!…ニンニン」とボソッと突然忍者っぽいワードを口にし、その理由を「困ったらニンニンって言おうかなと」と説明して笑わせた。
一方、間宮は「賢人とムロ(ツヨシ)さんのシーンは、映画の2時間という限られた尺の中であれだけぜいたくに、そして何の内容もない時間が…(笑)。物語が一歩も進まない時間があれだけぜいたくにあるというのは福田さんの作品ならではだと思います。ここらへんでカットかなと思うのを3回くらい通り越していたんで(笑)」と、“福田組”ならではのコミカルな場面を挙げた。
それを受け、福田監督は「本当は、ムロくんに『すっとぼけ選手権優勝だよ!君が』っていうセリフがあったんです。それをムロくんがずっと忘れていて、全然言ってくれなくて。とりあえず言ってもらいたいなと思って待っていたんです」と、なかなかカットをかけなかった“正当な理由”を明かした。
■山崎、主題歌の印象は「世界観にピッタリだなと」
また、今作の主題歌はCreepy Nutsによる「doppelganger」となっているが、楽曲の印象を聞かれた山崎は「『アンダーニンジャ』の世界観にピッタリだなと。病みつきになる感じというか、ずっとぬめ~っとした感じの…感じが。ニンニンって…すごい合っているなと。映画を見終わった後に流れる余韻も、楽曲も相まって最高の、最強の映画になったなと本当に思います」と、たまに語彙が雲隠れしつつ、真摯(しんし)に答えた。
さらに、“現代忍者エンターテインメント”である今作にちなんで、それぞれもし忍術を使えるならどんなものを使ってみたいかを巻物で発表する企画も。
山崎は「分身の術」と発表し、「分身したいなあと思って…」と理由を明かすと、すかさず福田監督から「それ仕事が忙しいからじゃないの!?」とツッコミが。
それを受けて山崎は「……っていうのもありますし、何か便利だなと。(分身から戻ったら)最後は結局自分の経験値になるじゃないですか、たぶん。だから(覚えないといけない)台本とかみんなで手分けしたら秒で終わるなって。1人2ページずつぐらい」と俳優ならではの実用性のある使い道を打ち明け、「変な人が来たときとか分身してかく乱させて逃げるとか。本当にいろんな使い方があるじゃないですか」と、他にもいろいろな場面で使えるはずだと強調していた。
◆取材・文・撮影=松崎太陽(STABLENT)
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記
※主題歌「doppelganger」の「a」はウムラウト付きが正式表記
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