【写真】ミュージカル「ケイン&アベル」役衣装で登場したキャスト陣
俳優の松下洸平と松下優也が1月23日、都内で行われたミュージカル「ケイン&アベル」開幕記念会見に共演の咲妃みゆ、知念里奈、愛加あゆ、益岡徹、山口祐一郎と共に出席。お互いのリスペクトを語った。
■松下洸平&松下優也、お互いのリスペクトを明かす
本作はイギリスの国民的作家、ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説を原作に、世界初演となるミュージカル。ウィリアム・ケイン役を洸平が、アベル・ロスノフスキ役を優也が演じる。
お互いの尊敬できるところを聞かれると、洸平は「数え切れないくらいあります」とした上で「びっくりしたのは、(優也は)ずっと練習してます。稽古中に録音してるのかな?それを休憩中に聞きながら微調整して。本当に、こんなに研究熱心で努力家な人はなかなかお会いしたことがない。側にいる身としては、刺激を受けましたし勉強させてもらっています」と回答。「頼りにしてます」と語った。
一方、優也は洸平について「すごく周りを見てる。自分がやることが多いにも関わらず、人のお芝居もしっかり見てくれてるなということを感じています」と告白。「『ケイン&アベル』の稽古に入る前にもずっと他の撮影も入っていて、これだけやることが多いのに、常に冷静。その冷静さにはすごく助けられています」と口にした。
さらに優也は「稽古場ってどうしても新作ってなると、ある程度後半になってくると切羽詰まってくる時期もあると思うんですけど、まったくそういうこともなく。自分の気持ち的にも穏やかに進めたのは、隣に洸平くんがいたからだと思います。最高の存在です」とリスペクトを明かした。
■ライバル意識はなく「相棒」
お互いの呼び方を聞かれると、優也は「俺は洸ちゃん?」と明かしたが、洸平は「言われたことない(笑)」とツッコミ。実際には「優也」「洸平くん」と呼び合っているそうで、洸平は「びっくりした」と笑った。
ライバル意識はあったかという質問に洸平は「ライバル意識はないです」とキッパリ。もともとリスペクトの気持ちがあったと言い、共演について「同じ松下ですし、いずれどこかで交わることもあるだろうなと思っていたので、うれしかったです」と打ち明けた。また、優也もライバル意識はまったくなかったと答え「稽古場から、洸平くんが寄り添ってくれているように感じました。ライバルということではなくて、バディみたいな感じで存在していたいなと感じていたので、ライバルというより相棒という感じです」と話していた。
◆取材・文=山田果奈映
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