◆メズム東京のおひとりさまアフタヌーンティーを満喫。ポーラ美術館コラボの「色彩スイーツ」で心躍る体験を
メズム東京、オートグラフ コレクションのバー&ラウンジ「ウィスク」にてアンリ・マティスの絵画「リュート」をテーマにしたアフタヌーンティーが2025年1月11日(土)から2025年4月30日(水)まで開催。
今回は、オズレポーターズのemiさんがおひとりさまアフタヌーンティーを体験。色彩豊かなスイーツとセイボリー、限定ドリンクと一緒にアートに触れる体験はメズム東京ならでは。さてどんな体験が待っていたのでしょうか?
◆メズム東京、オートグラフ コレクションの新作アフタヌーンティーをオズレポーターズ・emiさんがレポート!
まずはエレベーターで16階へ。浜離宮恩賜庭園の美しい景色がお出迎え
メズム東京、オートグラフ コレクションは港区・竹芝の複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」に2020年開業し、アーティステックなモダンラグジュアリーホテルとして、国内外のゲストから人気を集めています。
いざ、アフタヌーンティーを体験しに16階にあるバー&ラウンジ「ウィスク」へ。ホテルロビーでもある16階のフロアは、壁一面がガラス窓になっているので目の前の浜離宮恩賜庭園やウォーターフロントを見下ろすことができるのもポイント。この日は天気がよかったので、スカイツリーを見ることもできました。夏は隅田川の花火も見えて、ちょっとした花火鑑賞の穴場になっているそう。
◆ポーラ美術館で展示中の「色彩の魔術師」アンリ・マティスの作品がスイーツに。おひとりさまも大歓迎
カラフルなスイーツ&セイボリーが全8種
2024年4月から始まった、ポーラ美術館が収蔵する名作とのコラボレーション企画はこちらで3回目。「色彩の魔術師」として知られるアンリ・マティスの名作『リュート』と、彼の活動拠点や故郷のフランスにちなんだ8種のスイーツ&セイボリーが食べられます。さらに、作品の中の女性をモチーフにした別皿の華やかなケーキも。
1名から予約ができるので、芸術に触れながらおひとりさま時間を楽しめるのはメズム東京ならではですね。
◆鮮やかなカラーが印象的。アンリ・マティスの生涯を巡る色彩メニューを5つご紹介
1.ビビットな色が目を引く。リュートを奏でる女性をモチーフにしたメインプレート
作品の主役である“リュートを奏でる女性”の特製ケーキは女性の鮮やかな髪色をメレンゲ、レースのドレスを生クリームで表現するなど、作品の世界観を味わえます。
ペストリーシェフの養父直人さん曰く、「“リュートを奏でる女性”に近づけるよう形に工夫を凝らしました。特にギターのクッキーは1枚1枚型で抜くのではなくカッティングすることでなめらかな曲線を実現させています。ケーキはいちごの果肉を入れたいちごクリーム、チョコレートクリーム、真ん中のアーモンドのスポンジ、そしてメレンゲの層になっており、女性のふんわりとしたドーム状のスカートを再現しています」とのこと。
軽やかな生クリームを使用しており口当たりは軽やかですが、土台のサブレ生地はサクサクで、食感のコントラストがグッドです。添えられているキウイジャムと一緒に食べると、爽やかな味わいへの変化も楽しめます。
2.1850年頃にフランス・リヨンで誕生したお菓子。ラズベリーが香る赤のエクレア
マティスのかつての活動拠点・リヨンで1850年頃に生まれた「エクレア」が、パキっと鮮やかな赤色にアレンジされています。
食べてみると、外側はカリッ、内側はモチッとした生地になっています。ラズベリークリームがたっぷり入ったエクレアは、ラズべリーのほのかな甘味と酸味を最後まで楽しめる1品でした。
3.アンリ・マティスが晩年を過ごしたタヒチの伝統的なスイーツ、トロピカルイエローが印象的な「ポエ」
マティスが滞在していたタヒチにインスパイアされたこちらのスイーツは、トロピカルなイエローカラー。
土台はバナナの素朴な甘さを活かした生地です。そこに、トッピングの酸味が豊かなパイナップルのジャムをプラス。南国を感じられる風味が口いっぱいに広がります。
4.画家を魅了する街。南仏ニースの伝統的でカラフルなサンドイッチ「パン・バニャ」
マティスは自然豊かなフランスの都市ニースが好きで、生涯何度も訪れていたそう。緑の生野菜や赤いトマト、黒いオリーブにベージュのツナ、白と黄色のゆで卵など、カラフルな具材をトッピングしたサンドイッチは見た目が華やか。
バゲットは外が少し固めでカリっとしており、中は具の味が染みてしっとりしている部分がありますが、そこに旨みが凝縮されて食べ応えがありました。
5.英国へのゆかりが感じられる、ほっくり茶色に和む「ジャケット・ポテト」
拠点を転々としていたマティスは英国にもゆかりがあります。こちらの「ジャケット・ポテト」は、イギリス家庭料理の定番。皮つきのじゃがいもを、ポテトがジャケットを着ている姿に見立てたという、愛らしい名前にキュンとしました。
皮付きのジャガイモは皮までホクホクと甘みを感じる上品な味わいで、しっかりとコクのあるチーズと、牛ひき肉のうまみがあわさって満足感があります。ちょうどいい塩気があるので、スイーツとのバランスもよかったです。
◆アフタヌーンティーのお供に。特別に作られたドリンク2種を紹介
作品の世界に入り込む、特別なモクテルとコーヒー
スイーツプレートと一緒に運ばれてくるのは、「フルーツとスパイスのホットドリンク」。フルーティな香りとコク、そして上品な酸味が特徴的です。しかも驚くのはこちらのベースがコーヒーであるということ!「紅茶のような見た目と、飲んだ後に感じるコーヒーの風味。そうしたギャップが楽しめるようなドリンクに仕上げました」と話すのはミクソロジスト(バーテンダー ※要確認)の中村大樹さん。
そして、メインプレートとともに登場するのは「南フランス香るノンアルコールローズワイン」。実は作品『リュート』中のテーブルの上にある花瓶に入った大きなお花をモチーフにしているのだとか。華やかなローズの香りとまろやかな口当たりで飲みやすく爽やかな1杯でした。
◆さらに。アフタヌーンティー体験後のお土産も
※お1人様につき1枚になります
最期は、アンリ・マティスの作品をおうちに持ち帰ろう
色彩豊かなアンリ・マティスの『リュート』を五感で楽しんだ後は、作品が印刷されたポストカードがもらえました。家に飾りたくなるようなちょうどいいサイズで、素敵な記憶として残せますね。
大切な人と訪れるのもいいですが、早めに仕事を切り上げて、夜1人で訪れるのも、ゆっくりできておすすめです。午後7時からはピアノの生演奏が聴けることもあるそうなので、ぜひ心の癒しと、五感で楽しむアートを求めて、メズム東京、オートグラフ コレクションに訪れてみてください。
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