本音で言い合える仲だからこそ実母にモヤモヤ…実母の言動に悩んだ私が実践した母娘の付き合い方とは

本音で言い合える仲だからこそ実母にモヤモヤ…実母の言動に悩んだ私が実践した母娘の付き合い方とは

1月21日(火) 3:55

よく「義実家トラブル」ということを聞きますが、私の場合は義実家とは比較的良好な関係で、むしろ実家とのトラブルが問題です。母娘で話すといつもモヤモヤするため、いくつかのルールを作って徹底しています。私が実践する母との付き合い方を紹介します。
実母は私の仕事を認めていない
本音を言い合える仲だからこそ、私たち母娘は血のつながった親子間であつれきが生まれています。昔から厳しく育てられてレールの上を走ってきたものの、母の言うことを聞きすぎて疲れてきました。

母はいわば学歴至上主義 で、子どもたちには社会的に認められている職業に就いてほしかったようです。姉は学校の教員ですが、私は新卒で事務員だったことで母の中で差がついたように扱います。 「あなたも教員になれたらよかったのにね」 と、言われたこともあります。

その後、私はWebライターという仕事に就いたのですが、母はこのことも認めていないようでした。大手出版社のWebメディアで執筆できることになっても、母から 「Webライターって正直、何をしているかわからないから」 と言われます。褒めてほしいとまでは言わないけれど、せめて世の中のためになっている仕事を担っていることを理解してくれたらと思います。ですが、母には在宅で働くWebライターの仕事内容がよくわかっていないようでした。
母にうんざりした出産・子育て時
赤ちゃんを抱く母親

一番ひどかったのは子育てを始めたころです。実母が私の家に手伝いに来てくれたのですが、宿泊までは嫌なのだそうです。しかも、母は育児用の粉ミルクを作ったことがなかったようで、その作り方などを教えなくてはいけないばかりか、それ以外のことでもとにかく質問が多く、本当に疲れました。

「お茶が飲みたいんだけど、お茶の場所はどこかな」といった細かなことがたくさんです。手伝いに来てくれたはずが、お客さまのような母をもてなさなくてはいけないような感じで、だんだんうんざりしてきました。

夜中の授乳で寝ていない私は、母がいる日中の数時間でも仮眠を取りたかったのですが「この子が泣いているのは(育児用)ミルクが欲しいのかな?」とか、その都度寝ている私に聞きにきます。そして 「ミルクよりも母乳がいいんじゃない」 などの小言も言います。ただし母は泊まらずに帰るので、夜中にミルクや授乳が必要になれば、もちろん夫婦だけでおこないます。

夫が育児に協力的だったのは助かっていたのですが、「子育ても大変だろうから、たまには1人で映画でも見てきていいよ」と夫に言われたことを伝えると、母は 「子育てに手を抜きすぎるとダメな子どもになる」と一喝 。「自分で産んだ子なんだから、自分できちんと面倒を見るように」とはっきり言われ、思うように息抜きもできません。とにかく、説教くさく、その割には言うほど手伝ってはくれず、厄介な人なのです。
解決策は「2人きりで合わない」こと!
スマホでメッセージのやり取りをするイメージ

母娘2人で話すと私だけがモヤモヤとした気持ちを抱えてトラブルになるので、「LINEはグループで」「会うときはみんなで」とルールを決めました。それでもモヤモヤはするのですが、直接対峙するよりはマシです。

例えば、姉は遠方に住んでいて、帰省時には母を交えてみんなで外食などに出かけるのですが、母は「お店選びは任せる」と言うのに、後から「個室じゃないとゆっくり話せない」など注文をつけます。そして食事に行っても、最初は「どこでもいい」と言う割には、食後に「味が濃かった」などチクリとひと言も。私も、このお店ならいいかもしれないと一生懸命にお店を探すのですが、毎回、何かしら楽しくないやりとりがあるのです。

しかし、「LINEはグループで」「会うときはみんなで」を徹底していると、気になった点を姉や夫とも共有しやすいので、母の発言が一般的にアウトなのかセーフなのかを判断してもらいやすくなっています。LINEグループでも嫌みのように取れる言葉はありますが、モヤモヤしたときには夫に共有し、愚痴って、気を紛らすことができるのは助かっています。
まとめ
よく義父母とうまくいかずトラブルになるような例を聞きますが、私の場合は実の母との関係が悩み。とはいえ、簡単に関係を断つことはできません。

もちろん親として尊敬はしていますが、会うと言い合いになったりするので、基本的には距離を取って、頻繁に会わないのがベターだと思っています。どうしても接するときには、2人にはならないことを守って、付き合っています。


※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:武田 久美子/40代女性。1女1男の母でありWebライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
イラスト/sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)



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