【動画】壮大なスケールで描かれる「THE HEAD」Season3予告映像
ラン・テレム製作総指揮の「THE HEAD」Season3(全6話)が、1月17日より動画配信サービス「Hulu」にて一挙独占配信中。このたび、渡部篤郎が英語で出演することが明かされ、渡部からのインタビューコメントも到着した。
■世界が震撼した極限心理サバイバルスリラー
ヨーロッパ最大級の制作会社であるTHE MEDIAPRO STUDIOが主導し、Huluも製作に参画している超大型国際連続ドラマ「THE HEAD」。2020年6月に世界公開され、世界90以上の国と地域が震撼した極限の心理サバイバル・スリラーシリーズが、Season3をもって完結となる。
Season1・2に引き続き、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国を代表する俳優陣が結集。
Season2に引き続き、オリヴィア・モリス、キャサリン・オドネリーとジョン・リンチが登場する。インスタグラムのフォロワー数約500万人のスペイン出身の大人気女優クララ・ガレも参戦している。
Season1は地球最果ての地・南極の秘密研究施設で、首“THE HEAD”のない死体を皮切りに始まった悪夢のような連続殺人の末に、衝撃の真実とともに幕を下ろした。
続くSeason2は、太平洋の海上の巨大貨物船を装った秘密研究施設内で繰り広げられ、首“THE HEAD”を落とされた犠牲者が出た。その裏にはあらゆる思惑が交錯していたことが判明する。真犯人による哀しき復讐劇は終結したように思われたが、その残滓はSeason3として再び運命の歯車を動かすことに――。
■山下智久が演じたアキの父親役として渡部篤郎が出演
本作はSeason1では山下智久が、Season2では福士蒼汰が全編英語で出演しており、日本人キャストの海外ドラマ出演作としても話題を呼んだ。Season3では、Season1で山下が演じた微生物学者のアキ・コバヤシの父親であるタケシ・コバヤシとして、渡部が出演する(※第3話、第4話のみ)。
第3話では、マギーの回想の中で、かつてアキの才能について2人で語り合っていた様子を思い起こし、その記憶からマギーは自身のピンチを凌ぐことに成功。そして第4話では、タケシが裁判所にて、とある“重要なヒント”をマギーに与える会話を交わしていたことが発覚する。
■渡部篤郎、撮影について印象的な出来事を語る
本作では渡部篤郎自ら日本語版の吹替も務めている。この重要な役どころとしての出演オファーが来た際、どのように思ったのか尋ねると「まず頑張るしかないと思いました。ただ、出演のお話を頂いた時の方が大変でしたね。私は英語が全く得意じゃないのですが、自己紹介の映像を英語で撮ってほしいと言われまして、それで子供に教えてくれている英語の先生と一緒に考えたんですよ。その時に先生からは『もっと海外の人にはちゃんとアピールした方が良い』と言われました(笑)」と明かしていた。
またスペインでの撮影について印象的な出来事については、「到着してからはじめの3日間はバルセロナにいました。それでリハーサルする時間がなかったので、台詞を喋った映像を送ってほしいと言われまして、それは結構大変でしたね」とコメント。
続けて、「スペインには英語もスペイン語も話せる長男と一緒に行きました。本編でシャツを2枚着ているのですが、それで衣装合わせから始まると、長男が衣装さんに『シャツを2枚着るんですか?』と聞いていて、すると衣装さんが『インパクトを与えたいんだ』と言っていたんですね。そこで長男は『日本人はこういうことしないよ』とやり取りしていて(笑)。でも郷に入れば、なのでそこはまぁいいじゃないかと私は言ったんですが、本人は納得がいかないと(笑)。それでかけていた眼鏡も最初は赤色だったんですが、長男が『それは絶対におかしい!』と話していて(笑)。これは現場で揉めたというわけではなくて、意見をちゃんと伝えていたという感じです。そして監督さんと出演者の方たちもすごく私を尊重してくれていました。お芝居でこうしてほしいというような細かいことは言われなかったですね」と微笑ましいエピソードを披露した。
■全シーン英語での撮影や日本語吹替の難しさを語る
全シーン英語での撮影は『The Flowers of War(英題/日本未公開)』(2011年)以来ということで、どのように演じたのか尋ねると、「英語と日本語の台本、2つ頂いたんですが、直訳に近いんですよね。なので、ある程度喋り言葉としての日本語で台詞を捉えました。バイリンガルだったらもう少し違うのかもしれませんが、私は日本語 だったらこうだろうなと考えて、英語で演技しました」と語った。
そして自らの台詞を吹き替えたことについて尋ねると、「吹替はほとんど経験がないですし、難しいものだと思っているので、ちゃんとやらないと、と思いました。お芝居と同じで正解がないものですから、普段のお芝居でしたら感情でやれる部分もあって、自分の中で演技に納得するのですが、今回は“渡部篤郎”の吹替役なので、そこをしっかりやらないとと思いました。自分で演じておいて、日本語で吹替をするとこんなにも下手なんだなぁと最初に思いました(笑)。やっぱり少しニュアンスが違いますからね。吹替の台本がきて、あぁ確かにこのほうが吹替で観ている方はわかりやすいだろうなとなりました。面白いものですね」と、吹替ならではの難しかった部分を明かした。
最後に、本作について渡部は「作品がこれまでよりパワフ ルになっていますので、シリーズファンの方は特に楽しみにしていてください」と力強く語った。
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