【チ。】オールナイト上映会舞台挨拶公式レポート到着!

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【チ。】オールナイト上映会舞台挨拶公式レポート到着!

1月20日(月) 20:00

2024年10月5日(土)から放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』。小西克幸、仁見紗綾、島袋美由利、日野聡登壇の舞台挨拶付き1話~放送最新話一挙オールナイト上映会が、1月18日(土)、新宿バルト9にて開催された。

舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする ”天動説” こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で ”地動説” の可能性を知った神童ラファウが、自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託した第1章。

そこから10年後、ラファウの信念を偶然にも託されたオクジ―が修道士のバデーニにつなぎ、天文研究助手ヨレンタと出会い、 ”地動説の証明” にたどり着く。しかし異端審問官ノヴァクによって、証明された地動説が世に出ることは叶わず、オクジ―とバデーニは悲劇的ながらも感動を呼ぶ最期を迎えた。それでもバデーニが一縷の望みを懸けて、地動説の証明を未来へと届けた第2章。そこからさらに25年ーー

”地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たち” が未来へと託した想いと感動は、「金を稼ぐ」という強い信念を持つ移動民族の娘ドゥラカの元に届く。シュミットら異端解放部隊と行動を共にし、これまで紡がれてきた信念の炎に触れていくドゥラカ。自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑む者たちを待ち受ける運命とは―

1話から最新放送話までが一挙に上映されるこの日、会場は満席に埋まり、ファンの熱気と期待感に包まれる中、舞台挨拶がスタート。

それぞれキャラクターを演じる上で気を付けたことや、その魅力を聞かれると、第2章の代闘士オクジーを演じる上で小西は「元々原作が好きで読んでいて、オクジー要素は僕の中にアニメが始まる前からありました。アフレコをするとき、オクジーが自分で動いて声優の克幸を引っ張ってくれて。セリフがあってシーンもあるんだけど、勝手にその気持になってしゃべっているみたいな。ものすごく深く『こうしないといけない』って感じではなく、役が引っ張っていってくれていた感じです」と振り返った。
天文研究助手ヨレンタ役を務めた仁見は「女性ということで研究に参加させてもらえなくて、図書館の雑用をしている女の子ですが、結構危ないことも『まあいっか』とできちゃう女の子ではあるので、ただかわいそうな女の子ではないってところを楽しんで観てくれたらいいなって思います」と呼びかけた。

この日から始まる3章の最新話から登場の移動民族の娘ドゥラカを担当した島袋は「お金を稼ぐってところに信念を置いている子ですが、それでいてどこか常に焦燥感や不安を抱えている部分がある子。これまでのキャラクターたちが紡いできたことをどう解釈し、どう受け取るか、今までのキャラクターとは一味違う受け取り方をする子になっているので、そこを楽しんでいただけたらと思います」とアピール。
同じく3章から登場となる異端解放の部隊長シュミット役の日野は「高貴な振る舞いをすることが多くて、ヒゲをよく触る。自分の中では、オーディションのときからヒゲ感は常に心がけていました」と明かし、「だから、先週放送した16話では、監督から『いいヒゲ感でした』と言っていただけて、ほっとしました(笑)」と言い、観客を笑わせた。

第2章から登場ではあったが、「1話からアフレコ現場を見学して勉強していた」と劇中のヨレンタさながらに勉強熱心な仁見。錚々たる声優陣のアフレコ現場は「これまで経験したアフレコは分散収録だったので、1話丸々一緒に撮るのは初めてでした。皆さんの本の読み込み、作品への愛が感じられました」と述べた。他キャストを称賛する仁見に対し、小西は「音響監督に聞いたんですけど、仁見さんには『オッケーが出ているけど、こうしたらどうなるんだろう』というオファーをずっと出していたんですって。それを簡単にクリアしてくるから『あいつすげえな』と言ってました」と裏話を披露した。これに仁見は「うそです。全部うそです。頑張ったんですけど、簡単になんてクリアできてないですから……」と謙遜。この様子を見た小西は、観客に「とってもすてきでしたよね?」と問いかけると、大きな拍手が起こった。

3章のアフレコ現場について、日野は「シュミットの部下フライを演じる(内田)夕夜さんと、星の話からだんだんと量子力学の話や『宇宙の誕生ってどうなんでしょうね』と、難しい話になっていってました」と回顧。ともにアフレコしていた島袋は、休憩中「長いセリフが多かったので、誰の言葉がドゥラカに響いたのか、国語の教科書みたいに四角く括ったりしていました」とのことで、この会話が聞こえてきたときは「すごい話してる!」と心の中でリアクションしていたという。

同作は、毎話放送されるたびに名言や名シーンが話題となる。このことから、好きなセリフやシーンの発表を求められると、小西は「まったく関係ないですが」と前置きをし、「TVアニメ放送のCM前後に声優の声で『チ』って入ってるじゃないですか。僕の周りのキャストさんは、どんどん『チ』って言ってたんです。でも、全然言わせてもらえなくて!」とボヤいた。すでに1、2回「チ」を言ったという日野は「『チ』ってまとめるの難しいですね。」とコメントし、好きなセリフを「シュミットだと『今から、地球を動かすとしよう』っていうセリフ。ラファウも言ってるじゃないですか。そこにリンクしてくるので、大切なワードだなと思って演じていました」と語った。島袋は天動説の証明に命を懸けた「ピャスト伯の『2000年だ』というセリフです」と、重みのある言葉に感動したようだ。

最後に日野は「フベルト、ラファウから始まったこの地動説が、この新章でシュミットやドゥラカがどう受け止め、どう展開していくのか今日の放送から始まりますので、楽しんでいただけたらと思います」、島袋は「みんなが研究してきたこと、繋いできた想いというのをドゥラカがどういう経緯で受け取ることになるのか、そしてこの地動説と彼女たちが行きつく先に注目してみてほしい」、仁見は「本当に色々なところを見てほしいのですが、まず(長時間の上映のため)おしりと腰に気を付けて楽しんでいただけたらと思います(笑)」と、これからオールナイトで1話から最新話まで観る観客を気遣い、小西は「僕たち登場人物のみんなが生きてきた足跡とか想いだったりとかを、この大きなスクリーンで見届けて頂けるのは嬉しいです。TV放送の方もこれからも宜しくお願いします!」としっかりとアピールし、終始和やかな雰囲気の舞台挨拶を締めくくった。

(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会
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