前回からの続き。私はアスカ。ひとり娘のシオンは大学生です。ある日仲良しのルミちゃんと食事すると言って出かけて行ったシオン。夜遅くにようやく帰ってきたシオンは、見ず知らずの男性たちにナンパされておごってもらったことを得意げに話してきたのです。私はなんだか下品だと感じ、つい感情に任せて叱ってしまいました。けれど旦那は私ほど嫌悪感がなく、むしろナンパでの出会いもアリだと思っているようです。
いままでシオンは、友だち付き合いや好きな人のことなども私に話してくれました。今回も包み隠さず伝えてくれたのに、私が叱ってしまったから心を閉ざしてしまったかもしれません。どうすれば私の思いは伝わるでしょうか。
私が一番心配なのは、シオンが傷ついたり危ない目に遭ったりすること……。すると旦那は「感情的に否定するのではなく、安全性や危機管理の視点からアドバイスをすべきだ」と言いだしました。
シオンに「みっともないから行くな」と言っても、本人が納得していなければ内緒で行くはず。もう大学生なんだから親が頭ごなしに言っても響かない、と旦那は言います。人にはそれぞれ価値観があるし、「ナンパでの出会いもアリ」と考える自分のような人もいると……。
指摘されてみると、たしかにいきなり叱りつけたのは間違いだったのかもしれません。それに私が本当に伝えたいことは、ナンパから想定されるトラブルの可能性です。ただ「行くな」と否定するよりも、危険な目に遭わないような助言をしたほうがいいのではないか……私はそう思うようになってきました。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・物江窓香作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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