私はアユミ35歳。フルタイムで会社員として働いています。夫(36歳)も会社員。子どもは長女(8歳)と次女(6歳)の2人です。2人の子どもはまだなにかと手がかかりますし、仕事をしつつ家事育児をこなすのは本当に大変。私は、毎日すっかり疲れていました。夫は私以上に仕事が忙しいので、手伝ってほしいとも言いづらくて……。正直、心が折れそうなこともあります。そんな私でしたが、子どもとのやり取りで、気持ちに変化が出てきました。
夕食後の洗い物をしていると、長女が宿題が分からないと言ってきます。夫が教えてあげてほしいところですが、仕事が激務でいつもクタクタな姿を見ているので、頼みづらいです。結局、急いで洗い物を片付けた私が長女の宿題を見ることになります。
回らない頭で必死に長女の宿題を一緒にやっていると、後ろから次女の声がしました。
次女は紙パックのジュースを飲もうとしていました。ストローぐちをめくったところ、本来ならば紙の膜が残っているのですが、たまたまキレイに穴の膜も取れたようです。
フルタイムで働いている私は毎日大忙し。娘たちの面倒も見なくてはいけません。夫は私以上に仕事が忙しいので、子育てや家事を手伝ってとはなかなか言い出せません。
疲れているなか、長女の宿題を手伝っていると、次女が「大当たり!」と声をあげました。なにやら、紙パックのジュースがストローぐちの穴までめくれたことを大当たりと言っているようでした。
小さなことでも喜んでいる子どもの姿を見て、私は心が和むのを感じるのです。
【後編】へ続く。
原案・編集部脚本・ササミネ作画・ユウコトリトリ編集・みやび
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