3週連続「ハリー・ポッター」放送記念!「スタジオツアー東京」で体感できる『謎のプリンス』『死の秘宝』のセット&小道具をチェック

「スタジオツアー東京」のセット&小道具を制作秘話とあわせて紹介!/Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.

3週連続「ハリー・ポッター」放送記念!「スタジオツアー東京」で体感できる『謎のプリンス』『死の秘宝』のセット&小道具をチェック

1月17日(金) 14:34

本日放送された『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)を皮切りに、「金曜ロードショー」では1月24日(金)放送の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)、1月31日(金)放送の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)と3週連続で「ハリー・ポッター」シリーズが放送。
【写真を見る】劇中で実際に使われたものや、細部にまでこだわったセットと小道具で、「ハリポタ」「ファンタビ」の世界を探索!

「ハリー・ポッター」シリーズの後半3作品が、金曜ロードショーで3週連続放送!

そこで本稿では、この3作品をより楽しむため、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に展示されている、3作品のセット・小道具を制作秘話と共に紹介。まずは、本日放送されたシリーズ第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に登場したセット・小道具から見ていこう。

■ダンブルドア校長室
戸棚にぎっしりとものが詰め込まれたダンブルドア校長室


シリーズ第1作から何度も登場している「ダンブルドア校長室」、登場シーンをよく見てみると、机上や戸棚にはものがぎっしり。これらはダンブルドア(マイケル・ガンボン)が関心を寄せている天文関係の道具の数々だ。

『謎のプリンス』の劇中では、ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)と戦うためにハリー(ダニエル・ラドクリフ)がある“記憶”を集める。記憶を再現する憂いの篩は戸棚に隠されていたが、「スタジオツアー東京」ではこの篩のなかを実際に覗くことができる。また、記憶を保存しておく小瓶が並んだ記憶の戸棚のなかも見ることができ、小瓶のひとつひとつに映画制作の職人によって手書きされたラベルが付いているので、細部にまで注目してほしい。

■魔法薬学の教室
魔法薬学の教室のセットは、シリーズを通してアップデートが重ねられてきた


魔法薬学の教授は、『謎のプリンス』でスネイプ(アラン・リックマン)からスラグホーン(ジム・ブロードベント)に変わる。「スタジオツアー東京」にある魔法薬学の教室は、スラグホーンが使っていた時のものを再現。

ドーム状の天井の教室は、ホグワーツ城の地下にあり全体的に薄暗くなっている。所狭しと並んだ魔法薬の材料の瓶には、映画制作者が集めた枯葉やハーブ、精肉店から調達した骨が詰まっている。また、魔法薬学の教室の近くにはスラグホーンの実際の衣装や薬箱も展示されている。

■ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ
フレッドとジョージの店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の店内は、映画本編でチェック!


こちらはウィーズリー家の双子フレッド(ジェームズ・フェルプス)とジョージ(オリヴァー・フェルプス)の、いたずら用品専門のお店。店内は何千点というグッズで溢れているが、それらのデザインはすべてオリジナル。約200点のオリジナルデザインが制作され、「スタジオツアー東京」では外から見ることができる。

■バタービール
「スタジオツアー東京」ではバタービールを実際に飲むことができる


ホグズミード村のパブ「三本の箒」でハリーたちが飲んでいた、シリーズおなじみのドリンク。ハーマイオニー(エマ・ワトソン)のように泡のひげをつけるのがお決まりの飲み方。「スタジオツアー東京」では、ツアーのなかほどにあるバタービールバーで実際に飲むことができ、お土産用のバタービールの瓶も用意されている。

続いては、来週放送の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』に登場するセットと小道具をご紹介。

■バックロットエリア
『死の秘宝 PART1』の序盤に登場するハグリッドのバイクにも乗れる!


映画の冒頭で、プリペット通りから安全な場所へハリーを移送する計画が実行される。ポリジュース薬を飲んで7人のハリーが完成するシーンの部屋は、引っ越して空になったダーズリー家。彼らの意地の悪さを表現するため、あえてセンスの悪い柄の壁紙やカーテンになっているのだとか。

そして本物のハリーが移動するために乗り込むのは、ハグリット(ロビー・コルトレーン)のバイク。「スタジオツアー東京」のバックロットには、質素なハグリッドの小屋やプリペット通り四番地のマグルの家などの外観セットがあり、そこに展示されたバイクに実際に乗り込むことができる。ちなみにハグリットの大きさに合わせて改造されているので、普通のバイクより大きめだ。

■魔法省
左奥の金の扉は、実際に映画で使われたものがそのまま展示されている


シリーズ第3作『アズカバンの囚人』で初登場したイギリスの「魔法省」は、『死の秘宝 PART1』ではヴォルデモートの支配下に。「スタジオツアー東京」では、その魔法省のフルスケールのセットを体験することができる。

「MAGIC IS MIGHT(魔法は力なり)」と書かれた大きな像が中心にそびえ立ち、映画劇中では一瞬しか映らない「金の扉」は、映画で実際に使われたものがそのまま展示されている。さらに円柱状の魔法省の職員の部屋は、それぞれの個性がわかるように小道具の配置や中身がひとつずつ異なっているなど、かなり細かくこだわって制作されている。映画と「スタジオツアー東京」のセット、両方を見比べてみるのもおすすめだ。

画像は『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』より

■分霊箱

ヴォルデモートが魂を6つに分けた分霊箱は、小道具チームが精巧に作り上げたもの。実は撮影内容に合わせて素材などを変えていくつも作られており、ひとつの小道具に対してクローズアップ用、アクション用、特撮用と作り分けられている。

■原寸大スニッチ

ダンブルドアからハリーに贈られる金のスニッチ。実は「スタジオツアー東京」の施設内には、原寸大のスニッチが2つ隠れている。来場される際には、ぜひとも探してみてはいかがだろうか。

最後は1月31日に放送されるシリーズ完結編の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のセットと小道具だ。

■大広間
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ホグワーツの教職員たちもヴォルデモートたちとの全面戦争に備える。なかでもマクゴナガル(マギー・スミス)が壁に埋まっている石像たちに呪文を唱え、城を守る衛兵として動かすシーンは印象的。「スタジオツアー東京」でも、大広間内はもちろんのこと、この衛兵たちも間近で見ることができる。これらは制作者が自身の子どもたちの体型を参考にして設計したといわれており、武器や防具も色々な種類があるので、じっくり観察してみては。

■音の芸術
グリンゴッツ銀行の地下からドラゴンに乗ってハリーたちが脱出するシーン。「スタジオツアー東京」には、この世には存在しないドラゴンの声や羽音といった効果音、俳優の声、映画音楽を組み合わせて劇中の音声をどのように作っているのかを知ることができるエリアも。

■ホグワーツ城
なんといっても見どころは、ホグワーツ城を様々な角度から見られる模型!


そしてクライマックスで繰り広げられるヴォルデモートとの戦いでは、ホグワーツ城全体が戦場と化す。そんなホグワーツ城の全景を映すシーンでは、1/24スケールの模型が使われており、精巧なパーツで作られた模型と視覚効果を組み合わせて景観のシーンが制作された。

一方、俳優が出演するシーンはセットで撮影されており、破壊されたホグワーツは、そのがれきひとつひとつも手作業で制作されたもの。「スタジオツアー東京」では、ホグワーツ城の模型を様々な角度から見ることができ、薬草学の温室やフクロウ小屋、ダンブルドア校長室など、映画で登場した場所が城のどこに位置するのか見つけることができる。
「スタジオツアー東京」で、「ハリー・ポッター」の制作の裏側を体験しよう!


金曜ロードショーで「ハリー・ポッター」シリーズを楽しんだら、ぜひとも「スタジオツアー東京」に足を運び、“魔法ワールド”の世界を全身で体験しよう!

文/久保田 和馬


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MOVIE WALKER PRESS

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