柄本明が主演する舞台『また本日も休診~山医者のうた~』が、東京・明治座にて10月24日~11月2日に上演されることが決まった。
【写真】柄本明、渡辺えり、江口のりこ、佐藤B作、笹野高史ら芸達者が集結!
那須高原の山奥にある診療所で、医師・見川鯛山が村人たちと繰り広げる日常を描いた『田舎医者』シリーズ。作者である見川鯛山が実際に体験した出来事をもとに、豊かな自然と人間の営みを描いた本作が、2度目の舞台化を果たす。2021年に上演された『本日も休診』から装いも新たに、キャスト陣が温かさに満ちた当時の人間模様をいきいきと描き出す。
キャストは主演の柄本明のほか、渡辺えり、江口のりこ、佐藤B作、笹野高史と実力派が集結。鯛山先生と妻・テル子、そして一癖も二癖もある個性的な村人が織りなす日常を人情味たっぷりに描く、どこか懐かしく、人の温かさにあふれる喜劇となる。
舞台は昭和50年代、那須高原の山里の中にぽつんとたたずむ小さな診療所。「海抜1000メートルの日本一てっぺんにある医院」であることが誇らしげな医師の名は見川鯛山、通称「山医者」。彼は、無医村だった土地に「見川医院」を開業し、その生涯を地域医療にささげた。診察時間は気まぐれで、「本日“も”休診」であることが珍しくもない破天荒な鯛山は、村人たちから「ヤブ医者」とやゆされるものの、貧しい者にも分け隔てなく治療を行い、村の人々に寄り添い続けた。
見川は医療に従事する一方で、作家・獅子文六との出会いを機に文筆業を開始し、1964年発刊の『田舎医者』を皮切りに、雑誌連載をまとめた書籍を多数出版。地方特有の医療事情や、患者との人間関係、医師としての葛藤などを軽妙に書き出したエッセーは、「医療もの」の枠を越え、今なお多くの支持を集めている。
『また本日も休診~山医者のうた~』 は、明治座にて10月24日~11月2日上演。
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