これは、私が初めての出産を迎えたときの出来事です。家族や友人からたくさんの出産祝いをいただきました。その中でも、記憶に強く残っているのが義母からもらったお祝いです。その衝撃の内容とは一体……?
天然なのかな?と思った義母の行動
もともと、義母は少し天然なところがありました。遊びに行ったときに出してくれたお茶の賞味期限が2年前だったり、洗ったお皿を拭かずに濡れたまま使ったり……。
しかし、いろいろなことにおおらかな人なのかな?と、あまり気にしないようにしていました。
高級志向のはずがまさかの……!?
義母は高級車に乗り、いつもデパートで洋服を購入していたので、高級志向の人なのだと思っていました。そのため私は、義母の誕生日には少し良いバスソルトや、ボディクリームなどをプレゼントしていたのです。
そんなある日、義母が私に誕生日プレゼントを持ってきてくれました。お礼を伝え、ひとりになったタイミングで開封すると、中身は激安衣料品店で売っているハンドタオルでした。
タグがそのままで、値段もわかってしまい、びっくり……。でも、プレゼントは気持ちだよね!と、ありがたく頂戴することにしました。
その後もらった衝撃の出産祝い
ついに迎えた私の出産の日。病院に義母がやってきました。お祝いの言葉はなく、わが子と写真を撮りまくる義母。初孫に会えてうれしかったのだろうと、私はその姿を見守ることに。
そして帰り際、「これ、お祝い!」と義母から紙袋を渡されました。義母が帰ってから包みを開けると、中には1枚のベビー服が。着替えもたくさん欲しいなと思っていたので、うれしく思っていました。
退院後、お手頃価格で評判の子ども服のお店に行ったときのことです。義母からもらったベビー服と同じものが売られていたのです! お値段は1,000円以下で、そこからにさらに50%OFFの割り引きコーナーに陳列されていました。
義母が購入したときには定価だったのかもしれませんし、プレゼントはあくまでも気持ちです。それでも、普段から義母が高級品で身を固めているのを見ていることもあり、激安衣料品店の服が出産祝いだったことに私は少なからずショックを受けてしまいました。しかし、価値観は人それぞれ……。世の中にはいろいろな考え方の人がいるのだということに気付かされた出来事でした。
著者:佐藤梅/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。子育てに関する資格の勉強をしながら、在宅ワーカーとして働いている。趣味は、息子とピクニックに行くこと。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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