【第1話】から読む。
前回からの続き。私(ミサト)は夫のタツヤと2歳の娘アンとの3人家族です。共働きのため夫婦で協力しながら子育てしています。夫には弟のトオルさんがおり、その奥さんのマイちゃんとは「嫁」同士気軽に話ができる仲でした。しかしマイちゃんが妊娠し、ベビーグッズのお下がりを要求されたあたりから関係に変化が……。「妹にあげたいから」と断っても納得しないマイちゃん。これ以上付き合う必要はないと思い、私は距離を取りはじめたのですが……?
お祝いをあげる話にあまり乗り気になれない私。その様子に気づいた夫が話を聞いてくれました。私はこれまでにマイちゃんから届いたメッセージを見せます。初めて目にした夫はさすがに驚いていました。「うわぁ、すごいな……」
「申し訳ないけど、これ以上トオルさんの家族と親しく交流していくのは難しいと思う」そう伝えると夫も納得した様子でした。「そうだな。いろいろ負担かけてごめんな」私たちは出産祝いだけ送って付き合いを控えることにしました。
ここまできっぱり断られているのに、どうしてマイちゃんが粘るのかが私には理解できませんでした。私はお下がりを渡せない理由もちゃんと伝えたはずなのに、それでも納得できないのはなぜなのでしょうか。
疑問に思いつつも、話が通じない人を相手にするヒマはありません。そこまで親しい関係性でもないため放っておくことにしたのです。今後、義実家絡みでお付き合いをしないといけないときはちゃんと大人の対応をしますが、マイちゃん一家のみの場合は交流を遠慮させていただこう……そんなふうに思ったのでした。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・渡辺多絵作画・猫田カヨ編集・井伊テレ子
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