【写真】日韓同時、国内独占無料放送されている「PROJECT 7」過去最大規模の新ボーイズグループ誕生オーディション番組「PROJECT 7」最終話が、ABEMAにて12月27日に日韓同時、国内独占無料放送され、愛嬌たっぷりで練習生たちからも愛されている17歳の日本人のサクラダ ケンシンが、最終2位にランクインし、みごとデビューの座をつかんだ。
「PROJECT 7」は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組で、視聴者が“ワールドアセンブラー”となり、ラウンドごとに練習生を選択し、新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組となっている。
ついにデビューメンバーとなる7名が決定する最終話では、最初のプロジェクト“ゼロセッティング”から始まり、“タイトルソング”“ポジションマッチ”を勝ちぬいた21名が、最後となる“ファイナルマッチ”で競いあった。
■黄色い歓声であふれかえる仁川南洞体育館
ファイナルの会場となった韓国・仁川南洞体育館には、練習生たちを応援しようと5000人超えのワールドアセンブラーが集まり、ファイナリスト21名がタイトルソング「RUN((Up to you)」のパフォーマンスでステージに勢ぞろいすると、会場は黄色い歓声であふれかえる。
そして、生放送中には最後の投票も行われ、投票はひとり1回のみ、個人投票とグループ投票というルールが明かされ、さらに生放送中の投票は2倍ということから、熱気がどんどん高まっていく。
まず、デビューメンバーのグループ名が、CLOSE YOUR EYES(クローズ ユア アイズ)と発表され、“パフォーマンスだけでなく、目を閉じた時にも説得力のある音楽をプレゼントするという意味と、目を閉じて開けるたびにみなさんが想像するアイドルとして強化し続ける”という意味を持つ。
その後、“ファイナルマッチ”で3つのグループに分かれ、オリジナル楽曲をステージで披露していく。
ひとつ目のチーム「ACT UP」は、イチェン(キリングパート)、アン・ジュンウォン(メインボーカル)、パク・ジュンソ(リードボーカル)、チョン・セユン(サブボーカル1)、アンディー(サブボーカル2)、マージンシャン(メインラッパー)、イチェン(サブラッパー1)、リンリン(サブラッパー2)。
ふたつ目のチーム「Antidote」は、ユ・ヨンソ(キーリングパート)、キム・シフン(メインボーカル)、ユ・ヨンソ(リードボーカル1)、ナム・ジウン(リードボーカル2)、ソ・キョンベ(サブボーカル1)、キム・ソンミン(サブボーカル2)、ビンファ(サブボーカル3)、ウ・ハジュン(ラッパー)。
3つ目のチーム「PSYCHO」は、キム・ヒョヌ(キーリングパート)、サクラダ ケンシン(メインラッパー)、カン・ヒョヌ(メインボーカル)、チョン・ミヌク(オールラウンダー)、キム・ヒョヌ(サブラッパー1)、ソン・スンホ(サブラッパー2)、キム・ジョンミン(サブボーカル1)、チャン・ヨジュン(サブボーカル2)。
■緊張が高まる会場
そして投票が締め切られ、ついに順位発表となる。6位にチャン・ヨジュン、5位にソン・スンホ、4位にソ・キョンべ、そして3位にチョン・ミヌクがランクインし、1位候補として、マージンシャンとサクラダ ケンシンの名前があがり、会場にも緊張が高まる。そして1位として名前が呼ばれたのは、中国出身のマージンシャンだった。
17歳の日本人練習生で、愛嬌たっぷりで愛らしいことから、練習生たちからもかわいがられているサクラダ ケンシンは2位になり、「まだ韓国語が得意ではないので、これを見ながら、ゆっくり読みあげたいです」と用意していた手紙を取り出し、韓国語でアイドルを目指した理由を話す。
まず、「僕は2年前に北海道の下にある青森という寒い地域に住んでいました。その時はただ単にK-POPが好きな高校生でした。そして高校1年生の冬、あることが僕の人生を大きく変えました。僕の家で大きな火災が発生しました。家にあるすべてが燃えました。その火災の原因は屋根のケーブルでした。僕の家族はどうすることもできない場所から火災が発生したのです。僕は何も持ち出すことができませんでした。すべてが燃えてしましました。幸い、ケガをした人はいませんでしたが、その日以降、私は笑顔を失いました。火を見るたびに体がふるえたり、やる気が出ない状態になりました」とつらい過去を明かす。
続けて「でも当時、やっていたダンスのレッスンは続けていました。ダンスをしている時は火事のことを忘れられて、心から楽しむことができました。僕は夢の大切さに気づきました。その夢を両親に話したところ、しっかりダンスを習っておいでと言われ、高校を辞め、ひとり、東京のダンススクールに通うことになりました」とダンスを始めたきっかけを話す。
「家族はひとり、夢を追いかける僕を心配していたと思います。でも、僕の笑顔を信じて、送り出してくれました。僕は『PROJECT 7』で、みなさんに笑顔をたくさん見せることができました。少しでも笑顔の大切さが伝わったでしょうか。みなさんは常に笑顔あふれる日々を送ってほしいです。いつも笑顔になれるアイドルになれるよう、一生懸命がんばります。とにかくみなさんを笑わせたいです。これからもがんばります」とアイドルになりたかった理由を明かし、会場では大きな歓声とともに、思わず涙する人も続出した。
そしてディレクター陣、苦楽をともに乗り越えてきたアンディーとアベ ユラに対しても、「みんなの思いを僕がちゃんと受け止めて、がんばります」と想いを伝えていた。
■最終順位
1位マージンシャン/MAJINGXIANG(中国)
2位サクラダ ケンシン/SAKURADA KENSHIN(日本)
3位チョン・ミヌク/JEON MINWOOK(韓国)
4位ソ・キョンベ/SEO KYOUNGBAE(韓国)
5位ソン・スンホ/SONG SEUNGHO(韓国)
6位チャン・ヨジュン/JANG YEOJUN(韓国)
7位キム・ソンミン/KIM SUNGMIN(韓国)
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