前回からの続き。私はアリサ。夫のトモヤと中学2年生の息子コウセイと3人で暮らしています。義実家が車で2時間ほどの場所にありますが、私はもう盆暮れの挨拶くらいにしか顔を出しません。というのも義母は「嫁差別」をする人なのです。私のことは見下す一方、義兄のお嫁さんであるユウコさんのことは「お稽古ごとの先生のひとり娘」「いいところのお嬢さん」と言ってちやほやしています。しかしある日、義母からトモヤに電話がかかってきて……?
病院で義父についての詳しい話があり「軽い介護が必要になる可能性がある」との説明を受けました。すると車で実家に戻る途中、義母がいきなり言いだしたのです。「介護は主にアリサちゃんにやってもらうからね」
トモヤが「ユウコさん」と口にしたとたん、義母が恐ろしい形相でまくし立て始めました。「バカなこと言わないで!」そんな義母にトモヤは何も言えなくなってしまいます。ここで私が何か言っても、いっそう怒らせてしまうだけでしょう。
義母は当然のように「介護はアンタたち、主にアリサちゃんね」と言いだしました。どうやら義母はユウコさんを絶対に介護に関わらせたくないようなのです。
ユウコさんが大切なのはわかりますが、ウチは義実家から車で2時間の距離。一方で義兄夫婦はすぐ近所に住んでいるのです。
ここまであからさまに差別されると腹が立ちます。
トモヤは「とりあえずそれは後日……」なんて、口のなかでごにょごにょと言うだけ。ちゃんと断ってほしかったのに、本当に頼りないんだから……。
そう思いながら、私は後部座席からウンザリした顔でトモヤを眺めていました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・はなめがね編集・井伊テレ子
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