前回からの続き。娘のハルカが3年間習ったピアノをやめたいといったとき、正直ガッカリしました。だってピアノを習いたいといったのはハルカだし、少しイヤになったからといって簡単にやめるようでは、習わせた意味がないと思うんです。しかし本人のやる気のなさから、もう限界かもと思う自分もいます。「次は習い事させないからね!」そんな私の思いとは反対に、夫はピアノをやめることも、次の習い事をさせることも賛成しているようです。夫は私とは違う考え方をしていました。
ひとつの習い事を続けることで忍耐力や自信を身につけてほしいと考える私に対して、夫は「いろんなことをして自分に合っているものを見つければいい」といいます。習い事への意識が軽すぎて私には納得できませんが、夫の考えも聞いてみたいと思います。
夫の考え方にハッと気づかされました。たしかに私は、自分の経験がハルカにとってもよいことだと信じて、視野が狭くなっていた気がします。ハルカが最終的に「続ける」「やめる」どちらを選ぶのかはわかりません。けれど私は、もっと柔軟に寄り添いたいと思うようになりました。
私は、ハルカにも自分と同じようにずっと習い事を続けてほしかったのだと思います。私にとってはそれが当たり前のことでした。
しかしハルカとは性格も違うし、たしかに夫のいう通り、初めての習い事が自分に合っているかどうかなんて、やってみなければわかりませんよね。「友だちがしているから」「かっこいいから」そんな理由がきっかけで始めることもあると思います。
夫は私のように習い事を続ける人を尊敬するといってくれました。いっぽう夫のような考え方もあるのだと気づけたので、これからはもっと柔軟にハルカの考えに寄り添っていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ脚本・物江窓香作画・ユウコトリトリ編集・みやび
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