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前回からの続き。私は70代後半、同い年の夫との2人暮らしです。遠方に住む息子(タケオ)一家(5人)が年末年始に帰省してくることになりました。感染症の影響で数年ぶりの帰省になります。みんなに会えるのが嬉しい反面、人数が増えた分の家事をこなさないといけないので、正直億劫でもあります。夫も息子も家のことは何もしないし、私や息子の妻チサさんが「(家事を)やって当然」と思っている態度が余計イラっ……とします。
時代は変わり、みんな年末年始もラクに過ごしているようです。でもうちはそうはいきません。
時代は変わり、みんな年末年始もラクに過ごしているようです。でもうちはそうはいきません。
カレンダーを見るたびに、憂鬱に過ごしていたら、初孫のサヤカ(高校生)から、連絡があり、思ってもみなかった提案が!!
夫も「タケオが払ってくれるのか!それはありがたいな」と現金なものです。本当はお金を出す予定ですが、夫には内緒にしておきます。
いつもより少し背筋を伸ばして、年末年始を旅館で過ごす心はとても晴れやかです。この上ない贅沢でした。
大きな声では言えませんが、私は息子に盆暮正月に帰ってきてもらわなくてもいいのです。
もちろん帰省してくることがイヤなわけではないけれど、なんでもない休日に来てくれた方が、食事の準備はラクだからです。
帰省はもっとカジュアルでいいのにな、とずっと思っていました。
でも夫にそんなふうに伝えたら「けしからん。家族全員で来るべきだろう」と言われそう。
うまく本音は隠せていると思っていましたが、チサさんにはバレていたようです。
今後の帰省もラクができそうで心が軽いです。
原案・ママスタコミュニティ脚本・rollingdell作画・あをきちなつ
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