博報堂教育財団の調査研究機関「こども研究所」は、全国の小学4年生~中学3年生を対象に実施した調査「2024年の気分調査」の結果を発表しました。
2024年に心に残ったできごと、2025年の目標や期待は?
2024年の1年間、自分のことをどれくらい「しあわせ」だと感じたかを0~100点満点できいたところ(しあわせ点数)、平均点は81.5点でした。小学生は男女とも85点以上で、中学生は70点台後半となっています。小中別・年代別では、小4~小6が最も平均点が高く、86.3点でした。
Q.今年一年、あなたは自分のことをどれくらい「しあわせ」だと感じましたか。「すごくしあわせ」を100 点、「まったくしあわせではない」を0点としたときに、100 点まん点で答えてください。
2024年の最も心に残ったできごと(5つまで)について聞くと、「家族や親せきとの旅行」が最も多く、次いで「学校の修学旅行・課外授業」と、宿泊をともなう学校行事が上位にランクインしました。同研究所では、「コロナ禍が一段落して、修学旅行や宿泊学習が平常通り実施されるようになったことがうかがえる」と分析しています。
Q.(前の設問で回答した)この一年間の心に残ったできごとのうち、最も心に残っているできごとはどれですか。
なお、小学生男子では「学校の修学旅行・課外授業」より「家族や親せきとの旅行」、小学生女子では逆に「家族や親せきとの旅行」より「学校の修学旅行・課外授業」の回答が多くあがっています。中学生になると、「テニスで県大会に出た」「陸上の大会で自己ベストを出した」など、部活での活躍や成果の回答が目立ちました。
Q.(前の設問で回答した)この一年間の心に残ったできごとのうち、最も心に残っているできごとはどれですか。
2024年で最も心に残ったできごとについて、どんな気分になったかをオノマトペで回答してもらったところ、1位は「わくわく」、2位は「やったー」、3位は「うきうき」でした。
Q.この一年間で最も心に残っているできごとで、あなたはどんな気分になりましたか。(3つまで)
2025年は2024年と比較してどうなると思うか尋ねたところ、「変わらない」が63.7%、「悪くなる」が8.5%でした。小中× 男女別では、「良くなる」と答えた小学生女子は3割で、4層中最も高い値になりました。一方で中学生男子は「悪くなる」と回答した人が1割を超える結果となりました。
Q.来年2025年の世の中は、今年とくらべてどうなると思いますか。
来年2025年の目標や願望を自由回答で聞いたところ、自分自身や身の回りのことでは、「勉強をがんばりたい」「テストの点数アップ」といった勉強に関することが最も多くあがっています。
次いで多かったのは「入試合格・進学」に関しての希望や決意で、中2~中3生が中心ですが、小学生でも散見されました。
社会や世の中のことでは、「平和で戦争のない世界」が突出して多くなっています。次に多かったのは、「物価安定・インフレ抑制」関連で、お菓子やゲームが安くなってほしいという声もありました。
Q.来年2025年にやりたいことや目標、こうなってほしいという期待や願望はありますか。以下の2つのことについて、どのようなことでも構いませんので教えてください。1. 自分自身や身の回りのこと2. 社会や世の中のこと
「2024年の気分調査」調査概要
調査実施日:2024年11月17日
調査手法:インターネット調査
調査エリア:全国
調査対象者:小学4年生~中学3年生の男女各50人ずつ、計600人
企画・分析:博報堂教育財団 こども研究所
実施・集計:QO株式会社
調査パネル:マクロミル
博報堂教育財団 こども研究所
https://kodomoken.hakuhodofoundation.or.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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