年末年始の帰省や旅行シーズン、荷造りをするたびに「これ以上入らない!」「お土産を入れるスペースがない!」と悩んでしまいます。さらに、ぎゅうぎゅうに詰めたせいで途中でバッグを開けると大変なことになりがち…。
旅行以外でも、保育園に持っていく着替えやおむつ、ジム通いでのタオルやウエアなど、かさばるものでバッグがパンパンになることってありますよね。そんなパッキング問題を解決してくれそうな新商品を無印良品で発見!さっそく使い勝手を試してみました。
無印良品の新商品「ポリエステル仕分けケース圧縮タイプ」
その新商品は無印良品の「ポリエステル仕分けケース圧縮タイプ」。荷造り問題に悩む筆者には「圧縮タイプ」の文字は魅力的に見えます。
実際に使ってみる前に、まずは特徴からご紹介します。
この「ポリエステル仕分けケース圧縮タイプ」は、収納箇所が2ヶ所あり、両面に収納できるようになっています。フタは片側がメッシュ仕様。
また周囲には、フタを開閉するファスナーのほかに、周囲にはファスナーがぐるりとついてます。スタートは中央部分ですが、これを一周させると、両サイドを閉じることができるという、変形螺旋状のようなファスナー。これを閉じることで、中のものをぎゅっと圧縮するというしくみです。
サイズは2種類。
・Mサイズ(約26×40×10cm):1,690円
・Sサイズ(約20×26×10cm):1,490円
それでは実際にどれくらいのものが詰め込めるのでしょうか。試してみました。
Mサイズにはダウン2枚が入った
Mサイズには、ダウンジャケットを2枚(うち1枚は薄手)収納できました。
いままでバッグに入り切らず、あきらめて手に持つことが多かったジャケット類をバッグに収納できるのはうれしいポイントです。
また、小さい子どもを連れて雪国に帰省するような家庭では、雪遊び対応の手袋や帽子、ジャケットなどをコンパクトにできるので、ありがたいですね。
年末年始の帰省や旅行で、かさばるものが多くなるときには大活躍しそうです。
Sサイズには、タオルやジムのウェアが入った
一方、Sサイズは、小物や軽めの衣類にぴったり。たとえば、会社帰りにジムに行く場合を想定して、バスタオル、フェイスタオル、ウエア類を入れてみました。
すると、問題なく入って、コンパクトにまとめられられました。バッグが膨らんでしまうのを抑えてくれますね。
下着や靴下、Tシャツをまとめるのにもちょうど良いサイズ感。赤ちゃんのおむつや着替えなどの収納にも使えそうだと感じました。
「圧縮」といってもペッタンコにはならない
とくに効果を実感したのが、フリースやダウンジャケットなどのふんわりした衣類です。手で押すとぺたんと縮む素材なら、この圧縮収納ケースがとても便利。しかし、布団圧縮袋のようにペッタンコになるわけではりません。
だったら「バッグにつめこむのと一緒では?」と思われるかもしれませんが、グチャグチャにならない、というのがポイント。
収納する時にフタがしっかり開き、形を整えたまま収納しやすいこと、そして、そのまま圧縮できることが大きな違いです。
必要な時にサッと取り出せ、バッグの中が整理できるのは、嬉しいポイントです。
ただし、「圧縮」という言葉から期待しすぎると少しがっかりするかもしれません。劇的に容量が減るわけではないので、詰めすぎるとファスナーが閉まらなくなることも。適度な量でパッキングするのがコツです。
荷物パッキングを整理しながら行えるこの商品。便利なので、年末年始の帰省や旅行の準備の前に、検討してみてください。
<文・撮影/栗山佳子>
【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中
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