【第1話】から読む。
前回からの続き。私はアヤ。夫と4歳の息子・ソウスケと一緒に暮らしています。今私は、高校時代の同級生・ハナエちゃんとの関係に悩んでいます。落ち込む私にバス停で声をかけてくれたのは、ママ友のチフユちゃん。ハナエちゃんとのことを話すと、チフユちゃんはさまざまなアドバイスをくれました。「アヤちゃんが困ってることを、相手にちゃんと伝えたほうがいいよ」と言い、SNSを勧めてみたらどうかと具体的な対処法まで……ありがたいかぎりです。あとは私が実行するのみなのですが……。

「突き放すのも申し訳ない気がして……」と言う私に、チフユちゃんは「不満をためてばかりいても疲れるだけ」「体調を悪くしてまで我慢することじゃない」と鋭い意見をくれました。

たしかに、ここまで我慢する必要はないのかも……とハッとさせられました。


私は思い切ってハナエちゃんに、子どもの写真や動画を送るのはやめてほしいと伝えることにしました。

そして、そのタイミングはすぐにやってきました。いつものように、またハナエちゃんからLINEで動画が送られてきたのです。


ハナエちゃんから写真や動画が送られてきて、困っていた私。
ママ友のチフユちゃんに相談してみたら、「ハッキリ言ったほうがいい」と言われました。
八方美人なところがある私は「ハナエちゃんに嫌われちゃうかも」と二の足を踏んでいましたが、チフユちゃんのおかげで「やめてほしい」と告げることができました。
ハナエちゃんからは「わかった」とひと言だけメッセージが。私自身、我慢しながら現状を変えようとしない自分の悪い癖を反省することもできましたし、これで良かったんだと思っています。

【第5話】へ続く。

原案・編集部脚本・motte作画・ちょもす編集・海田あと

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