前回からの続き。私はカナミ。夫のフユヒコ、小学1年生の息子ヒビキと一緒に暮らしています。フユヒコの両親は遠方に住んでいるので、私たち家族は年に2回ほど泊まりで義実家へ行くようにしてきました。次は来月の三連休に行こうとフユヒコに提案されたのですが、私にとっては仕事の繁忙期。ただでさえクタクタなのに遠出なんて……。思わず実家の母にグチるとあっさり「断ってもいいんじゃない?」と言われ、私はフユヒコに相談してみることにしました。
「うちの実家でのんびりすれば?」フユヒコは言いますが、義母たちがおもてなししてくれるのに、自分だけダラダラなんてできません。その気持ちを伝えると、フユヒコは「わかった」と言ってさっそく義実家に電話をかけはじめました。
「はあ!?」という義母の大きな声は、私の方にまで聞こえてきました。もしかして怒らせてしまった……?「嫁が帰省を拒否した」だなんて、やっぱり印象は良くないのかも。どう思われたのだろうとドキドキしてしまいます。
私が正直に事情を打ち明けたところ、フユヒコはすんなり受け入れてくれました。しかしフユヒコが義母に伝えるために電話をしたところ……。電話口から「はあ!?」と義母の驚いた声が聞こえたのです。私の耳にまで届いたのですから、きっとものすごく大きな声だったのでしょう。
フユヒコは「わかったって」とあっさり話を終わらせたけれど、ひょっとしたら義母を怒らせてしまった……?自分が言い出したことではあるものの、私はなんだか落ち着かない気分だったのでした。
【第3話】へ続く。
原案・編集部脚本・motte作画・はなめがね編集・井伊テレ子
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