【写真】火野正平さん最後の撮影現場となった「鬼平犯科帳 老盗の夢」「鬼平犯科帳」シリーズに密偵・相模の彦十役として出演し、物語に欠かせない存在感を示した火野正平さんが2024年11月14日に亡くなられたことを偲び、時代劇専門チャンネルでは、2025年1月13日(月)ほかに独占初放送される劇場版「鬼平犯科帳 血闘」本編後にお送りする『鬼平犯科帳アフタートーク「血闘」編』の中で、特別企画「追悼-火野正平-」を放送することが決定した。
「鬼平犯科帳」シリーズは、時代小説の大家・池波正太郎の三大シリーズの一つとして知られ、累計発行部数3000万部を超えるベストセラー時代小説「鬼平犯科帳」を原作に、日本映画放送が松本幸四郎を主演に迎え、計5作品を映像化してきた。
■鬼平犯科帳アフタートーク「血闘」編の中で火野正平さんを追悼
『鬼平犯科帳アフタートーク「血闘」編』は、緊張感溢れる本編とは一味違ったリラックスした空気の中、キャスト陣が撮影時のエピソードを語るスペシャルトーク番組。同番組内の特別企画「追悼-火野正平-」では、密偵・相模の彦十役の火野正平さんを偲び、主演の松本幸四郎をはじめ、本宮泰風、浅利陽介、山田純大、久保田悠来、中村ゆり、和田聰宏、松元ヒロ、中島多羅らレギュラーキャスト陣と山下智彦監督が、それぞれ火野正平さんとの思い出を語る。
■「火野正平さんは『鬼平犯科帳』の中でとても大きな存在」(松本幸四郎)
突然の訃報を受けて、松本幸四郎は「火野正平さんは『鬼平犯科帳』の中でとても大きな存在で、もうお会いできず悲しい。そして本当に悔しいという気持ち。ただ、立ち止まってはいけないので、これからも『鬼平犯科帳』を作り続けたい」とコメント。
山下智彦監督は分け隔てなく周囲の人に接する火野正平さんの人柄を明かし、中村ゆりは撮影現場で受けたさりげない気遣い、本宮泰風は若かりし頃に教わった女性へのアプローチ方法など、各々が火野正平さんのユニークで温かい人柄について語る。
また火野正平さん最後の撮影現場となったシーンが収められている最新作「鬼平犯科帳 老盗の夢」が、2月8日(土)13:00~/19:00~ほかより時代劇専門チャンネルにて独占初放送される。
本作は、長谷川平蔵や密偵・小房の粂八(和田聰宏)とも因縁浅からぬ稀代の大盗賊・蓑火の喜之助(橋爪功)の江戸での最後の大仕事を描いた、シリーズ最新作。火野正平さん最後の撮影現場は、長谷川平蔵と密偵・相模の彦十がお互いの生い立ちや出会いについて、酒を酌み交わしながら語らうラストシーンとなった。
松本幸四郎は「かけがえのないシーン。彦十からのすべてを受け止めたいと思って臨んだ」と話す。彦十としての最後のセリフとなった「ありがとうございます」を含め、シリーズ屈指の心を打つ場面となっている。
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