私はカナミ。夫のフユヒコ、小学1年生の息子ヒビキと一緒に暮らしています。私の実家は近所ですが、フユヒコの両親は遠方に住んでいます。そのため私たち家族は年に2回ほど泊まりで義実家へ行くようにしてきました。その際はあえて混雑するお盆やお正月などの帰省シーズンを避け、三連休などにしています。ある朝、出社しようとするフユヒコがまた次の義実家への帰省の話を持ちかけてきました。しかし私にとっては少々ツラい日程で……。
義両親はとても親切な人たちだし、ヒビキのことも可愛がってくれます。そのことはとてもありがたく思っています。でも今回はあまり乗り気になれません。仕事が繁忙期ということもあり、せっかくの貴重な休みに帰省したらぐったりしてしまうのが目に見えています。
私がため息をつくと、母が意外なことを言い出しました。「そのままフユヒコくんに相談してみたら?」行きたくないと正直に話すのは気が引けますが……。母によると、兄夫婦は少し前から、それぞれの実家に別々に帰省しているそうです。
年に2回ほど遠方の義実家へ泊まりに行くのは、すっかりわが家の恒例行事になっていました。今回はフユヒコから来月の三連休に行こうと提案されたのですが、私はどうしても気が進みません。というのも、もうすぐ仕事の繁忙期。ただでさえクタクタなのに、義実家へ行ってのんびりできるはずもなく……。
思わず母にグチると、あっさり「断ってもいいんじゃない?」と言われました。驚いたものの、兄夫婦も「お互い自分の実家に帰省しよう」と決めているそうです。母に言われて、そんな方法もあるのかと思いました。義実家への帰省は断ってもいいものなのでしょうか?とりあえずフユヒコに相談してみようと思います。
【第2話】へ続く。
原案・編集部脚本・motte作画・はなめがね編集・井伊テレ子
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