「目が合うと逃げる」聴こえない同級生の寂しさに触れて思い出す過去/僕らには僕らの言葉がある(3)

やってみな/(C)詠里/KADOKAWA

「目が合うと逃げる」聴こえない同級生の寂しさに触れて思い出す過去/僕らには僕らの言葉がある(3)

12月10日(火) 16:00

やってみな
「聴こえない」投手のために覚えた指文字。翌朝会うと挨拶をしてくれて/僕らには僕らの言葉がある(1)



聴こえる少年と聴こえない少年。異なる世界を生きてきたふたりをめぐる青春物語。

生まれつき耳が聴こえない相澤真白は、ろう学校ではプレイすることができない硬式野球をするために「普通学校」へと進学。普通学校での生活に綱渡り感を感じながらも、そこでキャッチャーの野中と出会い、相澤のまっすぐ放った球を受けて感銘を受けた彼とバッテリーを組むことになりました。

「ろう」のピッチャーと「聴」のキャッチャー。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく、男子高校生バッテリーの青春ストーリーをお送りします。

※本記事は詠里著の書籍『僕らには僕らの言葉がある』から一部抜粋・編集しました





ふつう

かわいそ~…

お前は絶対野球が巧くなる

??

連絡先

俺は逃げない




著=詠里/『僕らには僕らの言葉がある』










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