内田理央と宮世琉弥が、上川隆也が主演を務めるフジテレビの2025年1月期・水10ドラマ「問題物件」(25年1月15日より毎週水曜午後10時放送)に出演することがわかった。内田と宮世はともに上川とは初共演となる。
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【フォトギャラリー】謎の探偵役を演じる上川隆也
本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を解決していく不動産ミステリー。原作は、映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の脚本などを手掛けた作家・大倉崇裕氏の「問題物件」と「天使の棲む部屋」(いずれも光文社)。「福家警部補の挨拶」「警視庁いきもの係」(ともにフジテレビ)の貸川聡子プロデューサーと3度目のタッグを組んだ。
脚本は、「ごくせん」シリーズや「花咲舞が黙ってない」シリーズ、「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」(いずれも日本テレビ系)、映画「ババンババンバンバンパイア」(25年2月14日公開予定)など次々と話題作を生み出す松田裕子が担当。演出は、現在放送中の「スノードロップの初恋」や「わたしのお嫁くん」(ともにフジテレビ系)を手がける紙谷楓らが担う。
上川が演じるのは、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明だ。うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。
内田は本作のヒロインで、犬頭(上川)の相棒となる若宮恵美子役で出演。不動産会社に勤務する恵美子は、間取りを見ることが趣味なほど物件マニアで物件に関する知識は豊富、宅建士の資格も持つ。営業部に勤務していたが、強すぎる物件愛とばか正直さ、話の回りくどさなどが原因で成績が常に最下位であったため、新設の部署・販売特別室に異動を命じられる。心霊現象は最も苦手とする恵美子だが、そこは心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署だった。
内田は、7月期放送のドラマ「嗤う淑女」で、美貌と天才的な話術で人の欲望を刺激し希代の悪女を狂演。フジテレビ制作の連続ドラマにレギュラー出演するのは、「海月姫」(18)以来7年ぶりとなる。内田は「大人から子どもまで楽しめる作品になっていると思いますし、かわいい犬も出てくるので、犬好きの方もぜひ見てもらえたらうれしいです!」とアピールした。
宮世は、不動産会社の販売特別室室長・大島雅弘役。雅弘は亡き先代の長男で、極度の人見知りで誰にも心を開かないが、愛犬の犬太(いぬた)にだけは心を許している。7年前に交通事故で両親を亡くし、自身も後遺症で足が不自由になり車いす生活を送っている。これまでは名目上の役員で、屋敷から一歩も外に出ない引きこもり生活をしていたが、ある日突然、叔父である現社長に販売特別室室長に任命され、部下となった恵美子の報告を受けている。心霊オタクでもあり、毎日ネットの心霊動画や心霊系のゲームに没頭している。
アーティストとしてもメジャーデビューを果たした宮世は、ドラマ「恋する母たち」「ナイト・ドクター」「君の花になる」などで注目を集め、現在放送中のスノードロップの初恋」、映画「恋わずらいのエリー」「顔だけじゃ好きになりません」(25年3月月7日公開)では主演を務めた。
宮世は「ミステリアスなキャラクターに今回初めて挑戦します」と話し、「相棒としてわんちゃんがいるのですが、今まで一緒にお芝居をしたことがないんです。どんな感じの撮影になるのか、今からすごくワクワクしていますし、なついてもらえるように撮影の合間に遊んだりできたらいいなと思っています」とコメントを寄せた。
「問題物件」は25年1月15日よりフジテレビ系で毎週水曜午後10時~10時54分に放送。初回は15分拡大で放送される。内田と宮世、制作陣のコメント全文は以下の通り。
【内田理央】
◆本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
ヒロインで出演させていただくのですが、キュンキュンするような恋愛ものではない役どころが自分らしいな、楽しみだなと思っています。男女のバディもので、でこぼこコンビが謎を解いていくという作品のテイストもすごく好きなので、今から撮影がとても楽しみです。上川さんとはドラマでは初めて共演させていただくのですが、以前、八王子を探るバラエティー番組でご一緒したことがあります。同じ八王子出身でということもあって、撮影の合間に地元トークができたらいいなと今からワクワクしています。
◆演じる若宮恵美子の印象を教えてください。
仕事ができなそうでできない感じや、しっかりしてそうでドジなところがかわいらしくて。好きなものに対しての熱意や好奇心があるところが好きだし、熱意がすごくある物件マニアなところが人間らしいなと思いました。気を遣いすぎて回りくどくなっちゃう鈍くささや、ちょっととぼけている感じが自分と似ているなと感じて、自分を見ているようでした(笑)。
◆視聴者へメッセージ
物件にまつわるユーモアとホラーが混じった、怖そうで怖くない話がたくさん出てきます。大人から子どもまで楽しめる作品になっていると思いますし、かわいい犬も出てくるので、犬好きの方もぜひ見てもらえたらうれしいです!
【宮世琉弥】
◆本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
実は、このドラマの紙谷監督とは『スノードロップの初恋』でもご一緒させていただいていて、こうしてフジテレビさんのドラマに2クール連続で出演させていただくことに加えて、監督やスタッフのみなさんとまたご一緒できることがとてもうれしいです。上川さんとは初めてご一緒させていただくので、すごく緊張していますが、いい子だなと思ってもらえるように頑張りたいと思います!
◆演じる大島雅弘の印象を教えてください。
雅弘のようなミステリアスなキャラクターに今回初めて挑戦します。人見知りですが、好きなものの話題になると心の扉が開いていく感じは“分かるな!”と思うんです。そんな雅弘というキャラクターをどう作っていくのか…自分の引き出しを多く持って探っていけたらいいなと思っています。そして、相棒としてわんちゃんがいるのですが、今まで一緒にお芝居をしたことがないんです。どんな感じの撮影になるのか、今からすごくワクワクしていますし、なついてもらえるように撮影の合間に遊んだりできたらいいなと思っています。わんちゃんは7年くらいずっと相棒という設定なので、短い期間にはなっちゃいますが、撮影中に7年の期間を埋められるように頑張ります!
◆視聴者へメッセージ
僕も物件を見るのが好きなんです。土地や形など見る人の好みが分かれますし、物件は無限大だなと思っています。話によって事件のジャンルも異なりますし、展開が早くて毎話楽しめる作品になってるんじゃないかなと思うので、1話から事件だけじゃなくて、人間関係の謎も描かれていくので考察しがいのある作品になっています。くせのある面白いドラマになっていると思うので楽しみにしてもらえたらうれしいです。
【プロデュース 江花松樹(フジテレビ)】
ホームズとワトソン、久利生と雨宮、湯川教授と内海刑事…。奇妙な事件の側に、名バディあり。犬頭の相棒・恵美子は内田理央さんに演じていただきます。コミカルに振り回されつつも、犬頭に負けない個性の強いキャラクターを快演していただいております。2人の気持ちのいい掛け合いは必見です!
さらに販売特別室室長・雅弘役にはいま各所で引っ張りだこの宮世琉弥さんをお迎えします。ミステリアスな空気の中に見え隠れする怪奇現象への好奇心…彼が今後どのように物語に絡んでくるかも見どころです。“販売特別室”のチームが奇妙な事件に立ち向かう不動産ミステリー、『問題物件』をぜひお楽しみに!
【プロデューサー:貸川聡子氏(共同テレビ)】
傍若無人、破天荒な謎の男、犬頭とバディを組むのは、負けず劣らずキャラが濃い物件マニア女子・若宮恵美子。そんな恵美子を演じるのは、内田理央さん!困り顔が抜群に似合う彼女に、存分に振り回され困っていただいています。
恵美子が勤務する販売特別室室長・大島雅弘を演じるのは宮世琉弥さんです。実は雅弘はこのドラマのキーパーソン。なぜ、販売特別室が生まれたのか?犬頭が現れたのか?その謎の中心には雅弘が…。各話の謎解きとともに、犬頭と雅弘をめぐる謎も楽しんでいただきたい!おかしなおかしな不動産ユーモアミステリー『問題物件』、個性的なメンバーでお届けします!
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