国内外の数多くの映画賞を受賞した「百円の恋」劇場公開から10年目の記念日にあたる12月20日に“「百円の恋」10周年記念上映イベント”が開催されることがわかった。イベント開催地は、公開当時のメイン館だったテアトル新宿。上映後には、主演の安藤サクラ、出演兼ボクシング指導の松浦慎一郎、監督の武正晴、脚本の足立紳、佐藤現プロデューサーが登壇しトークショーを行う。

・ 【動画】「百円の恋」予告編

故・松田優作氏の出身地である山口県の周南映画祭において、2012年に新設された第一回「松田優作賞」のグランプリ受賞作品（脚本：足立紳）を武監督のメガホンで映画化。不器用にしか生きられない主人公・一子役には、700通以上の応募があったオーディションを勝ち抜いた安藤が務めることになった。どん底の姿からハードなボクシングシーンまで、一子というキャラクターと心中せんばかりの迫真の演技は、観るものすべてを圧倒。人気バンド、クリープハイプがオリジナル楽曲「百八円の恋」を主題歌として書き下ろした事も話題となった。

14年12月20日に劇場公開されると、公開4館スタートながら、メイン館のテアトル新宿では連日立ち見が出るほどの話題となり、その後全国約100館に拡大公開し大ヒットを記録し、観客や評論家から絶賛を浴びた。第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞をはじめ、国内外あわせて21冠の映画賞を獲得。第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品にも選出された。

2024年には中国でリメイクされた映画「YOLO百元の恋」が、世界累計興収約740億円超の大ヒットを記録するなど、公開10周年を迎えて、今再び注目を集めている。

【「百円の恋」10周年記念上映イベント】

日程12月20日（金）

会場テアトル新宿

時間18：30開映（予告なし）、20：23上映終了後トークショー21：13トークショー終了（予定）

登壇者（予定）安藤サクラ、松浦慎一郎、武正晴（監督）、足立紳（脚本）、MC：佐藤現プロデューサー（※登壇者については変更となる場合がある）

入場料：2000 円均一（税込／※特別興行につき、各種割引・ご招待券・株主ご招待券使用不可）

＜チケットのご購入方法＞

■劇場インターネット販売
2024年12月13日(金)19：00より、テアトル新宿オンラインチケット予約にて販売。

■窓口販売12月14日（土）劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となる。
※満席の際には立見席の販売あり。販売日時・方法等詳細は改めて案内される。

【作品情報】
・ 百円の恋

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