11月28日に放送されたテレビアニメ「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐ 京都動乱」の第33話に、中井和哉演じる新キャラクター・新井赤空が登場した。12月5日放送の第34話が完全新作エピソードになることも明らかになっている。
原作「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐」は、和月伸宏氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で1994~99年に連載した歴史バトルアクション漫画。幕末期に「人斬り抜刀斎」と呼ばれ畏怖された維新志士・緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、各地をさすらう流浪人となり天下無双の剣術「飛天御剣流」を振るい、力によって理不尽に虐げられる弱き人々を救う姿を描く。現在は「ジャンプSQ.」で続編「北海道編」が連載中。アニメ版は23年に第1期「序幕東京」が放送され、24年10月に、人斬り抜刀斎の後継者・志々雄真実(古川慎)らによる国家転覆を阻止すべく剣心たちが奔走する第2期「京都動乱」がスタートした。
中井が担当する新井赤空は、幕末期に人斬り抜刀斎として暗躍していた剣心が流浪人として贖罪の旅を始めるにあたり、人を斬れない刀「逆刃刀」を贈った凄腕の刀鍛冶。十本刀のひとり、沢下条張(岡本信彦)が収集する「殺人奇剣」の制作者でもある。本編の時点ではすでに故人となっており、第33話「禁忌の抜刀」では、張に勝利した剣心の回想シーンに登場している。
「京都動乱」初の完全新作エピソードとなる第34話「逆刃刀 初撃」は、原作者である和月氏が21年に開催された「連載25周年記念るろうに剣心展」で公開したネームをもとに構成。慶応4年を舞台として、剣心が初めて逆刃刀を振るう物語が映像化される。剣心が人斬り抜刀斎から、流浪人へと変わったてん末をつまびらかにする重要エピソードとなる。
中井からのコメント全文は以下の通り。
【中井和哉コメント】
回想にしか登場しない赤空ですが、剣心に残した言葉には何層もの意味が込められていて、とても印象的なシーンでした。
幕末の動乱のなか、人を殺める道具を作りながら、彼がどんな思いを秘め続けていたのか。ある意味不器用な生きざまが魅カ的です。
ぶっきらぼうな物言いのなかに、彼の本心を見つけていただければと思います。
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(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会