【写真】豪華な出演アーティストに囲まれてほほ笑む小田和正
シンガーソングライター・小田和正によるクリスマス恒例の音楽特番「クリスマスの約束 2024」(一部:夜10:00-10:57、二部:夜11:56-1:56、TBS系※二部は一部地域を除く)が、12月24日(火)に放送されることが分かった。2001年に放送を開始した同番組も24年を迎え、放送20回目の節目ともいえる今回は、小田の地元である横浜のKT Zepp Yokohamaで収録が行われた。自身初となるKT Zepp Yokohamaの会場には、番組史上最多となる20万枚を超える観覧応募ハガキの中から抽選で選ばれたおよそ1000名が集まった。
■気になる出演者は?
「クリスマスの約束 2024」には、小田を筆頭におなじみのメンバーでもある、スターダスト☆レビュー・根本要、いきものがかり・水野良樹、TRICERATOPS・和田唱、JUJU、松たか子、熊木杏里、矢井田瞳がステージを彩った。
満場の拍手に迎えられステージに登場した小田は、ゆっくりと客席を見渡し「どうも~!お待たせしました!」とあいさつ。出演アーティストの名前をひとりひとり呼びステージに迎えると、しっかりと握手を交わし、全員で「風を待って」を披露した。
■小田和正が自らの言葉でファンに“思い”を伝える
その後、ステージにひとり残った小田は、「大事な話があるのでこれを読ませていただきます」とゆっくりと話し始める。
「『クリスマスの約束』は一度きりで終わるはずの番組でした。それが、懸命に戦ってくれたスタッフたち、音楽を愛するアーティストたち、そして何と言っても放送を楽しみにしてくれていた視聴者の皆さんに支えられて20回も続けてこられたのです。くじけそうな時もたくさんありましたが、今振り返れば、すべてが楽しい思い出です」と番組への思いを語った。
そして「『クリスマスの約束』をやらなければ出会うはずもなかったたくさんのアーティストたち。そして一緒に番組を作ってくれたアーティストの仲間たちがいたから目指す番組ができたのです。僕の音楽人生の中の、かけがえのない時間でした。続けてきてよかった。いま心からそう思います」と改めて、支えてくれた面々に感謝の思いを伝えた。
続けて、「そして、“『クリスマスの約束』を楽しみにしています”と言ってもらえるうちに番組を終えることにしました。寂しいけれど、きっとそれがいいと思ったのです。みんな本当にありがとう。どうもありがとうございました」と、今回が最後の放送になることを伝えると「1回目(『クリスマスの約束2001』)の1曲目に歌ったこれをやりたいと思います」と「言葉にできない」を披露。
■会場のアンコールに応え、人気曲を観客と共に大合唱
2曲披露したあとギターを持った小田は「自分が思っていたより緊張してまして、みんなにしっかり歌ってもらえるよう、ちょっと練習したいと思います」と観客に歌ってもらうよう呼び掛けながら「たしかなこと」を観客と共にほほ笑みながら歌唱した。
また、番組では「クリスマスの約束」20年間の歴史を振り返る貴重なアーカイブを放送予定。洋楽邦楽を問わず、次世代に歌い繋ぎたい名曲の数々をあますところなく紹介する。
初回放送時、番組のテーマである「アーティスト同士が称えあう」ことを歌った書下ろし曲「この日のこと」を最後に披露しステージを降りた面々だったが、会場のアンコールに応え小田がステージに登場。「キラキラ」「ラブ・ストーリーは突然に」を観客と共に会場全体を巻き込みながら大合唱し、鳴りやまない拍手の中で収録を終えた。
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