ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。
鈴鹿央士と松本穂香の共演で、都戸利津氏の人気コミックを実写ドラマ化した本作は、昭和初期を舞台に、貧乏探偵と人のうそが聞き分けられる奇妙な能力者が活躍するレトロミステリー。(*以下、ネタバレあり)
左右馬(鈴鹿)の探偵事務所を藤島千代(片山友希)が訪れる。仕事の依頼なのだが、かねてから千代を苦手とする左右馬は気乗りがしない。だが、鹿乃子(松本)が間を取り持ち、左右馬は藤島家の知り合いだという依頼主の実原久(余貴美子)と会うことに。
ほどなくして久が事務所を訪れる。気乗りがしていなかった左右馬だが、目の前に依頼金を置かれた途端に乗り気になり、久の依頼を聞くことにする。
久によれば、書生と駆け落ちした後、亡くなった娘の依里(吉田美佳子)が残した子どもを探すために新聞広告を出すと、依里の息子だと名乗る徳田史郎(濱尾ノリタカ)と本条皐月(野村康太)が現れたという。
久の依頼は、どちらが依里の本当の子どもなのかを見極めてほしいというものだった。うそがわかる鹿乃子は史郎がうそをついていることがすぐに分かるが、それを久たちにどのように証明すればいいかと頭を悩ます。
放送終了後、SNS上には、「今回も感情が大忙し。鹿乃子が初めての洋服&ヒール姿で登場し、左右馬が『かわいい』と言うシーンがよかった」「左右馬が『かわいい』って率直に言えるのがすごい」「死に別れた娘を持つ久さんの事件を経て、鹿乃子ちゃんがお母さん(若村麻由美)に住所を教えようと決心する。そして次回はお母さんが訪問という流れは素晴らし過ぎませんか」「このドラマ、すごくほほ笑ましくて大好き」「昭和の時代を舞台にしていながらも、現代社会にも通じるテーマが描かれており、考えさせられる」などのコメントが上がった。
また、「ミステリアスな偽史郎は一体何者だ。何であんなに品のいい詐欺師なのだ」「今回はゾクゾクする怪しい史郎さんの登場と余貴美子さんの登場でぐっと盛り上がった」「これは宿命のライバル登場か」「もう9話なのに、ライバルになりそうな悪役が登場とは。最終回にまた出てくるのかな」「うーむ。史郎の正体は?」「ゲスト出演、濱尾ノリタカくんと野村康太くん!なんてうれしい組み合わせ」「本条皐月役の野村康太くんは沢村一樹さんの息子なのね。びっくり!」「千代さん大好きです。お付きの方々も千代さんのこと大好きなのが伝わってくる。かわいいよね」といった声もあった。
そのほか、「シーズン2、絶対必要だと思うんだけど」「ぜひシーズン2も」「本当に面白い。令和の月9はトレンディー恋愛ドラマである必要はない。世界観×時代×ミステリーが好きだしずっと見ていたい。早くも続編&映画化を期待しちゃう」といったコメントもあった。
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