ブラッド・ピット&マーゴット・ロビーら豪華キャストが出演し、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が手掛けるも、興行的に振るわなかった2023年の映画『バビロン』。「嫌われた理由が、いまだにわからない」とマーゴットが明かした。
【動画】映画『バビロン』本編映像マーゴット・ロビーが弾けるオープニングアクト
この度ポッドキャスト『Talking Pictures(原題)』に出演したマーゴットが、『バビロン』の失敗について、「大好きな作品だから理解できない。このプロジェクトに関わったし信じていたから、思い入れがあるのは確かだけれど、それでも、何故皆がこんなに嫌うのかいまだに理由が分からない」とコメント。「20年後に、『待って『バビロン』は当時成功しなかったの?』と言われるんじゃないかと思ってる。『ショーシャンクの空に』が当初失敗作だと言われたと聞いた時みたいに、『そんなことありうる?』となるんじゃないかな」と語った。
本作は、1920年代のハリウッドを舞台に、無声映画からトーキーへの移行に苦しむ俳優たちの姿を追った作品。マーゴットとブラッドのほか、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、トビー・マグワイア、ルーカス・ハース、マックス・ミンゲラ、キャサリン・ウォーターストン、フリー、サマラ・ウィービング、オリビア・ワイルドら豪華キャストが出演した。8000万ドルの予算が掛けられたにもかかわらず、世界興行収入は6500万ドルに届かなかった。
チャゼル監督は昨年のインタビューで、『バビロン』の失敗で今後の映画制作に資金が集められず、次回作を製作できるか不確かであると明かしたが、マーゴットは、彼とのタッグに良い思い出しかないそうだ。「デイミアンは徹底しているんです」「彼はたとえ準備の段階でも、より多くを求めていた」と明かしている。
なお『バビロン』は、批評家からの評価は賛否真っ二つに分かれていたようだ。Varietyでは、「『バビロン』は壮大で贅沢、不当なほどに高額な作品形態の最後の作品だったように感じる。コロナ禍以前の状況だったら、予算を回収できただろう」と評価している。
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