大ヒットを記録し、日本や韓国でもリメイク版が放送されたリーガルドラマ『SUITS/スーツ』。主人公の一人マイクを演じ、シーズン7で一足先に降板したパトリック・J・アダムスが、降板のきっかけになった出来事を明かした。
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『SUITS/スーツ』は、アメリカ・USAネットワークで2011年から2019年まで9シーズンにわたって放送されたリーガルドラマ。パトリックとガブリエル・マクトが主演し、ほかにリック・ホフマン、メーガン・マークル、サラ・ラファティ、ジーナ・トーレスらが出演した。昨年Netflixで配信がスタートすると、リバイバルヒットを記録し、再び注目されている。
この度ポッドキャスト『Dinner’s on Me(原題)』に出演したパトリックが、降板の背景について「シーズン7の終わりには、自分のメンタルヘルスにきちんと対処せず、酒を飲みすぎていた」とコメント。「みじめで、うつ状態だった。浪費し酒を飲みすぎる以外に、うつ状態に対処する術がなかった。気持ちを話すことすらできなかった」と振り返る。
この頃には、ギャラ以外にシリーズに残る理由を見いだせなくなっていたそうだ。「ドラマに残る唯一の理由は…金だった」。母親に相談したところ、金だけが問題なら、降板するようアドバイスされたそうだ。「夜中に目が覚めて、(ガブリエルが)最後の2年で稼いだ金について考えることがあるけれど、降板したことは少しも後悔していない。あれは結婚生活のために正しい決断だった」と明かしている。
なお、不安や恐怖を麻痺させるために酒を飲んだというパトリックだが、効果はなかったそうだ。「人間関係にも悪影響を与えたし、良い父親でもいられなくなった。『こんな父親でいたくないから、酒を止めるべきかもしれない』と思ったのが、変わるきっかけだった」と振り返る。「自分のためにしたことの中で、断酒は一番良いことだった。他のすべてのためにも、止める必要があったんだ」と明かしている。
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