12月8日19時放送の『THE MANZAI 2024 マスターズ』(フジテレビ系)でネタを披露する“THE MANZAIマスター”の顔ぶれが発表された。海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、ガクテンソク、かまいたち、銀シャリ、サンドウィッチマン、タカアンドトシ、千鳥、チュートリアル、テンダラー、とろサーモン、ナイツ、中川家、錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、フットボールアワー、マヂカルラブリー、ミルクボーイ、笑い飯の全22組と、プレマスターズを勝ち抜いた2組が出場する。
【写真】ヤーレンズ、ロコディら『THE MANZAI 2024 プレマスターズ』出演陣
本番組は、人気と実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する、年に一度の漫才最高峰の祭典。
日頃、劇場を主戦場に活動しているコンビの“王道の漫才”から、現在は主にバラエティー番組で活躍しているコンビによる、当番組でしか見られない“レアな漫才”まで、個性あふれる爆笑ネタが次々と繰り広げられていく。
『M‐1グランプリ』初代王者の中川家をはじめ、3代目王者のフットボールアワー、2021年優勝の錦鯉ら、歴代のM‐1チャンピオンも多数名を連ねる中、『M‐1グランプリ2006』王者のチュートリアルが、2018年以来6年ぶりに『THE MANZAIマスターズ』の舞台に登場する。
また、結成16年以上の漫才師たちがしのぎを削る漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』で優勝したガクテンソクが、『THE MANZAI マスターズ』に満を持して初出場を果たす。
さらに、今年の“プレマスターズ勝ち抜き組”も気になるところ。『THE MANZAI 2024 プレマスターズ』(フジテレビほか/12月7日14時30分放送)の出場者のうち、観客投票で上位に選ばれた若手2組が、推薦枠としてマスターズに招待される。
エバース、オーサカクレオパトラ、9番街レトロ、じぐざぐ、センチネル、ちゃんぴおんず、東京ホテイソン、ナイチンゲールダンス、ナチョス。、ネコニスズ、ひつじねいり、ママタルト、マルセイユ、ヤーレンズ、ロングコートダディ…この15組のうち、マスターズ行きの切符を手にする2組は―?結果は、12月8日19時の放送で明かされる。
番組MCを務めるのは、THE MANZAI最高顧問のビートたけし、ナインティナインの岡村隆史、矢部浩之の3人。毎回、その年を象徴するようなコスプレを披露し、岡村と矢部を驚かせているたけしだが、今回のオープニングは、“とある事情”でスタジオに行けなくなったと言いだし…。例年とは違う形の登場に、MC席のナインティナインも戸惑うばかり?これまでとはひと味違った展開を見せる“たけし×ナイナイ”のトークも、今回の大きな見どころだ。
番組収録後は、たけしは「昔だったら、どのコンビも、もうとっくに天下を取ってるレベル」、岡村は「みんな楽しそうに漫才をしてるのがええなぁ、と思います」、矢部「賞レースでは出ない雰囲気、面白さがありますよね」と大満足の表情で感想を語った。
『THE MANZAI 2024 マスターズ』は、フジテレビ系にて12月8日19時放送。
ビートたけし、ナインティナインのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■ビートたけし
――『THE MANZAI 2024 マスターズ』の収録を終えて、いかがでしたか。
「やっぱりみんな、本当にうまいよね。今は、お笑いの学校もあったりするからだと思うんだけど、本当にいろんなコンビが出てきてて。その中でも、この『THE MANZAI』に出られる人たちは、相当すごいと思う。昔だったら、どのコンビも、もうとっくに天下を取ってるレベルだもん。お客だけじゃなく、袖の芸人も大爆笑してるもんね、俺らの時代は、他のコンビのネタを見ても意地でも笑わなかったんだけど、もう、そういう変なこだわりもないんだろうな。でも、野球選手と一緒でさ、一斉にみんなの実力が上がると、その中でも抜きん出たヤツっていうのが出てくるんだよ。そこらへんは、野球とかスポーツの世界と同じなのかもしれないね」
――今回、最高顧問の登場の仕方は、例年とは少し趣向が違いましたが…?
「この出方は、なかなかいいね(笑)。許していただけるのなら来年も、このスタイルでやらせていただきたい。漫才見ながら夜食も食えるし(笑)」
■ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)
――『THE MANZAI 2024 マスターズ』の収録を終えて、いかがでしたか。
矢部「いやもう、みんなさすがやなと思います。毎年面白いですけど…」
岡村「今年も面白かったですね~。トップバッターからいきなり面白かったですから」
矢部「そうそう。僕が今回印象に残ってるのは、かまいたちのネタの後半(笑)。山内(健司)さんのキャラというか、立ち位置が、いつもとは逆になるんですよ(笑)。あれは新鮮でちょっと面白かったですね」
岡村「僕はNON STYLEですかね。あまり詳しくは言えないんですけど、NON STYLEの漫才に“混ぜてもらった”のがうれしかったです(笑)。NON STYLEの2人も、1年に1回のお祭りということでね、漫才をやることを楽しんでたんじゃないかなと思います」
矢部「そう、お祭りですね。賞レースでは出ない雰囲気、面白さがありますよね、『THE MANZAI』には」
岡村「うん、年々そういう風になってきてるような気もします。昔、やすきよ(横山やすし・西川きよし)さんのネタで、やすしさんが“おい、持っとけ!”って上着を舞台袖にポンと投げたら、速攻で投げ返されるっていうくだりがあって、僕は大好きやったんですけど、ちょっとそういう感じもありますよね。他のネタ番組では見られないものがたくさん見られるというか(笑)。緊張感もありつつ、みんな楽しそうに漫才をしてるのがええなぁ、と思いますね」
矢部「そうね、ほんまにみんなよかった。たけしさんも、毎年最後に“たけし賞”を決めてくれるんですけど、今年はかなり難しかったんじゃないかなと思いますよ」
――今年は、最高顧問のたけしさんが、いつもとは違う形で登場されましたね。
岡村「はい、けっこうびっくりしたんですけど(笑)」
矢部「なんか、たけしさんがいつもよりも楽しそうで…。唯一の問題は、つい時間が押してしまうということくらいですかね(笑)」
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