『宇宙戦艦ヤマト』のテレビ放送50周年を記念して、テレビシリーズ全26話から選ばれた9話を全国の劇場で上映する<『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年記念セレクション上映>。そのポスタービジュアル3種が公開されたほか、庵野秀明の監修による予告編の映像も公開された。
『宇宙戦艦ヤマト』は、1974年に放送が開始されたテレビアニメ。漫画家の松本零士が監督を務め、再編集した劇場版は第一次アニメブームと呼ばれる社会現象を巻き起こした。
ガミラス帝国からの侵略を受け、放射能汚染による滅亡の危機に瀕する地球を舞台に、放射能除去装置を手に入れるために旅立つ宇宙戦艦ヤマトとその搭乗員の旅路を描く。
そんな『宇宙戦艦ヤマト』の放送50周年を記念した特別企画の一つとして、テレビシリーズ全26話から庵野秀明がセレクションした3プログラム×各3話が全国42館の劇場で限定上映される。上映されるのは当時の映像を鮮明によみがえらせたHDリマスター版で、劇場上映されるのは今回が初となる。
そして今回、セレクション上映のポスタービジュアル3種類と、庵野秀明が代表取締役を務める株式会社カラーによって製作された予告編、入場者プレゼント、そして上映プログラムの詳細が発表された。
入場者プレゼントとしては、今回発表されたポスタービジュアルがA4判のミニポスターとして配布されることが決まった。さっそくそのデザインについて見ていこう。
12月27日(金)から翌年1月2日(木)まで上映されるプログラム第1弾のポスタービジュアルには、ヤマトのまえでコスモガンを構える古代進の姿が描かれている。見慣れた宇宙をバックに発信するヤマトに、白と赤を基調にした古代進のコスチュームがよく映えている。
1月3日(金)から1月9日(木)まで上映されるプログラム第2弾のポスタービジュアルは、ヒロインである森雪を正面にして、その後ろにこちらを見据えたビーメラ星人が不気味に描かれている。
1月10日(金)から1月16日(木)まで上映されるプログラム第3弾のポスタービジュアルは、海が蒸発して赤さびた大地と化した地球をバックに、その地球へと帰還したヤマトを見守るかのようにスターシャが描かれたもの。青黒い宇宙を背景にしているだけにスターシャの金髪が目立ち、その神々しさが強調されたデザインとなっている。
さらに今回発表されたのは、庵野秀明自身がカットの選定から演出までを監修した、セレクション上映企画の予告編だ。テーマ曲とともに展開される壮絶なアクションシーン、そして宇宙を舞台にしたスペクタクルな映像がわずか74秒に凝縮され、懐かしさを覚えるだけでなく、その完成度や、HDリマスターによってよみがえった映像の美しさにも思いを馳せることができる。
50周年という節目を迎えて、大規模な特別企画が用意されている『宇宙戦艦ヤマト』。当時からファンであった人々も、新たに作品に触れることになる人々も、この特別な機会をぜひお見逃しなく。
>>>懐かしの場面カットや庵野秀明監修のポスタービジュアルをみる!(画像8点)
(C)東北新社/著作総監修 西﨑彰司
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