ファッションモデルで女優の川津明日香さんが、自身初の『2025年版カレンダー』(わくわく製作所)を発売。記念イベントを HMV & BOOKS SHIBUA で30日に開催した。
念願だったカレンダー制作に至る経緯について、数年前から出したいと思っていたがタイミングが合わなかったことを明かし、「今年は声をかけていただき、タイミングも合い、すごくハッピーな気持ちで制作に臨みました」と笑顔で振り返った。
カレンダーのコンセプトについて川津さんは、「日常に馴染む温かみのあるデザインを目指しました。派手すぎず、部屋に置いても違和感のないよう、暖色系の色合いを選びました」と説明。撮影には以前仕事で信頼しているカメラマンを起用したことも明かした。
お気に入りのカットについては、「ショートパンツ姿が気に入っています。普段からパンツスタイルが多いので、等身大の自分を表現できました」と語った。また、背中を露出する衣装のためにトレーニングを増やしたことを明かし、「少しだけ背中のトレーニングを頑張りました」と努力の一端を覗かせた。
特に白いニット素材のショットがSNSで大きな反響を呼んでいるそうで、「ファンの好みを知る勉強になりました」と述べ、カレンダーの完成度に自信を覗かせた。実家では、父親が周囲に配布するほど購入し、「家族でも好評で、少し恥ずかしいけれど嬉しい」と話した。
デビュー10周年を迎えた今年を振り返り、「悪女の役など新たな挑戦ができました。昔からヒロインより報われない役に惹かれていたので、自分が演じられて嬉しい」と語る一方で、「来年はさらに大人っぽい役に挑戦したい」と意欲を見せた。
14歳のときにスカウトされたときの心境を「母に話しかけられていたので、最初は母がナンパされていると思いました(笑)」と明かした。記者が「お母様もナンパされるほどお綺麗だった?」と尋ねると、川津さんは笑顔で「そうです、はい。これ、記事に載りますか?ちゃんと母に伝わるようにお願いします」とコメントし、会場の笑いを誘った。
女優としての成長について、「中学生でデビューした当時は将来を具体的に想像できませんでしたが、モデルから女優へと広がりを持てている今は、前向きな未来を感じています」と語った。