毎年クリスマスに、キャロルコンサートを開催しているイギリスのキャサリン皇太子妃。今年7月、英中部にあるテイラー・スウィフトをテーマにしたダンス&ヨガ教室で起きた、痛ましい殺傷事件の遺族とサバイバーたちを、コンサートに招待したことがわかった。
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痛ましい事件が起きたのは現地時間7月29日のこと。英リバプール近郊のサウスポートにて、テイラーをテーマにした子供向けダンス&ヨガ教室に、ナイフを持った17歳の少年が押し入り、中にいた子どもたちを次々襲った。子供3人が亡くなり、子ども8人を含む10人が負傷した。
Peopleによると、ケンジントン宮殿が、12月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われるキャサリン妃主催のクリスマスコンサート「Together at Christmas」に、この事件の被害者遺族とサバイバーたちを招待したことを明らかにしたそうだ。
今年はじめにがんを公表し公務を控えているキャサリン妃だが、9月に化学療法を終えたことを公表したのち、10月にサウスポートをサプライズで訪問し、この事件の遺族や対応にあたった救急隊員ら関係者と面会していた。
コンサートには、地域社会に貢献した個人ら1600人のゲストが招待される予定。チャールズ国王夫妻やウィリアム皇太子ら王室メンバーが出席するほか、歌手のパロマ・フェイスやオリヴィア・ディーン、グレゴリー・ポーターらが参加する。その様子は収録され、12月24日にイギリスITV1で放送されるほか、ストーリーミングサイトITVxでも配信される。
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