新津ちせ「やり場のない思いをセリフに込めるのが難しくもあり面白かった」映画『カオルの葬式』が公開

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新津ちせ「やり場のない思いをセリフに込めるのが難しくもあり面白かった」映画『カオルの葬式』が公開

11月24日(日) 17:13

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女優の新津ちせが23日、新宿武蔵野館で行われた出演映画『カオルの葬式』の公開記念舞台挨拶に、共演した一木香乃、関幸治、そして湯浅典子監督とともに登壇した。



ひとりの女性脚本家の死をきっかけに、残された人々の赤裸々な感情が露わになっていく様をシニカルかつユーモラスに、そしてあたたかな目線で描くダークコメディ。カオルという女性脚本家が亡くなったという知らせを、10年前に離婚した元夫の横谷が受けるところから始まる、「死」をテーマにした“令和の不謹慎エンターテイメント”となっている。



公開記念舞台挨拶には、亡くなった脚本家・カオルを演じた一木香乃(NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』)、その元夫・横谷役の関幸治(『Chime』)、そしてNHK 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」などでも注目された、カオルの一人娘・薫役の新津ちせが登壇した。



母親を亡くし、やり場のない気持ちを抱えている役柄を演じた新津さん、「結構無口で大人っぽいところがあるので、セリフはそんなに多くないんですけど、でも彼女の中には、やり場のない強い思いとか、芯の強さがあって、そういうところを少ないセリフの中にどう込めていくのかというのが難しかったし、おもしろいところでもありました」と振り返った。



そして「お葬式のシーンをお寺で撮影したんですけど、そのお寺の方々が優しくて、お坊さんが休憩時間に一緒に遊んでくださったり、休憩時間に(共演した宮川)琥太郎くんと裏山を走り回っていたのを思い出します」と微笑ましいエピソードも明かした。



映画『カオルの葬式』は現在新宿武蔵野館で公開中。以降全国近日公開。














新津ちせ
湯浅典子監督、関幸治、一木香乃、新津ちせ
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湯浅典子監督、関幸治、一木香乃、新津ちせ


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