映画『私にふさわしいホテル』(12月27日全国公開)の完成披露上映会が20日、新宿ピカデリーにて開催され、主演の のん、共演の田中圭、滝藤賢一、髙石あかり、原作者の柚木麻子、堤康彦監督が登壇した。
本作は、今年2月に惜しまれながら休館した「山の上ホテル」を舞台に、野心あふれる新人作家の加代子(のん)と、文壇の権威の象徴である東十条(滝藤)との攻防をコミカルに描く。さらに、一癖も二癖もある登場人物たちが繰り広げる、ウイットに富んだ極上の痛快逆転ストーリー。
のんは、「加代子を演じてすごく楽しかったです。 不運な状況に置かれても屈せずに、その屈境に立ち上がって 向かったりするところが本当に面白くて、かっこいい。私のやってきた役の中で一番性格悪いと思いますが、それがすごく気持ちよかった」と満足げ。
作品の内容にちなんで『下剋上したエピソード』について聞かれると、この役について触れ、「性格が悪い役をずっとやりたくて、いろんなインタビューで言っていたんですが、誰も気づいてくれなかったので『やっと来たか!』って、下剋上 した気分です。これから悪い役で天下取っていきます!」と、意気込んでいた。
映画『私にふさわしいホテル』は、12月27日全国ロードショー。
配給:日活/KDDI(c)柚木麻子/新潮社 (c)2024「私にふさわしいホテル」製作委員会
公式HP
https://www.watahote-movie.com/