11月23日(土) 5:00
筆者は40代で地方在住、今回は10年ぶり2回目の転職活動となりました。職種は事務系の専門職で、過去にも転職はしていますが、一貫して同じ畑の経験を積んできており、資格としては日商簿記1級を保有しています。
長年、地元の中小規模の会社で働いていましたが、今回の転職では大企業を狙ったところ、受けた3社全てから内定をもらうことができ、年収も100万円アップしました!
筆者は実務経験と資格はあるものの、年齢はもちろん、何より大企業を狙うにあたって学歴がないことは致命的だと思っていたので、ありがたい意味で拍子抜けの結果となりました。
それでは、今回の転職活動で筆者が感じたことを紹介します。わずか10年でここまで変わったのかと衝撃を受けたものもあります。
まず1つ目は、転職エージェントを利用しての転職活動についてです。有名な転職エージェントと言えば、「リクルートエージェント」や「doda」が挙げられるでしょうか。筆者は「転職エージェント」なるものが存在していることは、テレビCMなどで知っていましたが、利用するつもりはありませんでした。
しかし、あくまでも筆者の体験談であり、主観であることは大前提ですが、いざふたを開けてみると、ハローワークの求人よりも年収などの条件がよい仕事が多いのです。
特に大企業となると、ハローワークには求人情報を掲載していないのに、転職エージェントには掲載している企業が多かったので、結局、転職エージェントを利用しての転職活動がスタートしました。
人手不足が叫ばれている昨今、求人は十分あるように感じました。大企業も例外ではないようで、積極的に中途採用を実施していました。大企業と言えば、「新卒で入れなかったらもう縁はない」というイメージを持っていましたが、意外と中途採用を求めているようです。
ただ、「急募! 」という感じではなく、常に釣り糸をたらしておき、たまによい人が来たら釣りあげようという印象でした。
そして最後に、筆者が最もネックにしていた学歴です。あくまでも会社によりますが、筆者が受けた3社の求人はいずれも「高卒以上」となっており、面接を進めるにあたっても問題になるようなことはありませんでした。年齢も年齢なので、「今、何ができるのか」を重点的に見てもらえたように感じました。
「40代、学歴なし、そこそこ資格あり」の転職活動について、実体験から紹介しました。あくまでも筆者の一例であり、主観での内容となっていますが、転職活動の行い方も時代とともに変わっていることを知っていただけたのではないでしょうか。
この記事を読んでくださった方の「転職」が、よい方向に向かうことをお祈りしています!
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士
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