11月23日(土) 5:20
株式会社うるるが実施した「七五三 最新実態調査 2024」によると、七五三イベントにかかった総額は、1万~3万9999円が37.8%と最も多く、次に4万~6万9999円が31.6%で多い結果になりました。調査結果と比較すると、七五三で費用が5万円を超えていたとしても妥当な金額だといえます。
七五三の費用は記念撮影料やアルバム代、着物代、初穂料、食事代、内祝い代などがかかります。この章では一般的にどの程度費用がかかるのか紹介します。
・記念撮影:2万円~15万円
・着物(購入):1万~30万円
・着物(レンタル):5000~2万円
・ヘアメイクや着付け:5000~1万円
・初穂料:3000円~1万円
・食事会(一人当たり):2000~5000円
・内祝い:3000~5000円
記念撮影や着物を購入する場合は、価格に大きく幅があるため、節約するには多数の比較検討をおこないましょう。また、七五三の相場を考えると5万円を超えているのは相場内であり、決して高すぎるわけではありません。
七五三の撮影スタジオを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意することで、後悔のない選択ができます。まず最も大切なのは、プランの内容をしっかりと確認することです。
「和装・洋装どちらも撮影可能」「ヘアセットとメイクが含まれている」など、具体的なサービスが明記されているかをチェックしましょう。含まれていないオプションを追加すると、想定以上の費用がかかる場合があります。
また、スタジオの実績や口コミを確認することも重要です。特に、子どもがリラックスして撮影に臨める雰囲気やスタッフの対応が良いスタジオは、撮影体験そのものを楽しいものにしてくれます。インターネットでの口コミや、実際に利用した知人からの感想を参考にするとよいでしょう。
さらに、スタジオのロケーションや設備も選ぶ際のポイントです。遠方のスタジオを選ぶと移動が大変になり、子どもが疲れてしまう可能性があります。
自宅や着付け場所から近いスタジオを選ぶことで、当日のスケジュールをスムーズに進められるでしょう。事前の相談や見学を受け付けているスタジオであれば、実際の雰囲気を確認してから契約を決めるのもおすすめです。
七五三の撮影費用を抑える方法はいくつかありますが、事前に計画を立てて工夫することで、家計に優しい撮影が可能になります。
たとえば、平日に撮影することを選ぶと、多くのスタジオで割引を受けられることがあります。土日祝日に比べて予約が少ないため、平日に撮影を希望すると特別価格が設定されている場合があるのです。少し日程に余裕があるなら、この方法を検討してみるとよいでしょう。
また、アルバム製作にこだわらず、撮影データだけを購入するのも費用を抑える方法のひとつです。データがあれば自分でフォトブックを作成することもできますし、必要な分だけ印刷することも可能です。これにより、アルバム費用を削減しながら、自分たちのペースで写真を楽しめます。
さらに、撮影時期にこだわらず、七五三のシーズンを少し外して撮影することも費用を抑えるコツです。シーズンオフには、多くのスタジオが早期予約や後撮りキャンペーンを実施しており、通常よりもリーズナブルな価格で撮影できるチャンスがあります。
七五三の費用で5万円を超えている場合、一見高く感じるかもしれませんが、サービス内容や相場を考えると決して高すぎるわけではありません。和装・洋装、ヘアセット、メイク、アルバムが含まれるセットプランは、個別に手配するよりもコスパがよい場合も多いです。
重要なのは、費用だけでなく家族の大切な記念をどう残すかを考えることともいえます。納得のいく選択をすることで、思い出をよりすてきな形で残せるでしょう。
株式会社うるる 七五三 最新実態調査 2024(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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