【写真】実権を巡る戦いが巻き起こる「THE PENGUIN－ザ・ペンギン－」

民放公式テレビ配信サービス「U-NEXT」より、2024年10月の「海外ドラマ」ジャンルを対象とした番組再生ランキングが発表。「ウォーキング・デッド」の後日譚スピンオフ「ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン2 -キャロルの書-」が首位となった。

■2024年10月「海外ドラマ」再生数ランキングトップ20

1位：ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン2 -キャロルの書-
2位：THE PENGUIN－ザ・ペンギン－
3位：ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン1
4位：THE LAST OF US
5位：モルガン 天才捜査コンサルタントの殺人事件簿
6位：ハリー・ポッター20周年記念：リターン・トゥ・ホグワーツ
7位：ゲーム・オブ・スローンズ第一章：七王国戦記
8位：AND JUST LIKE THAT... シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章
9位：ニュー・アムステルダム5 医師たちのカルテ ザ・ファイナル
10位：ウォーキング・デッド：ザ・ワンズ・フー・リブ
11位：ウォーキング・デッド：デッド・シティ
12位：フロム -閉ざされた街-
13位：ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン2
14位：シカゴ P.D. シーズン9
15位：シカゴ・ファイア シーズン10
16位：ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン1
17位：AND JUST LIKE THAT... シーズン1 / セックス・アンド・ザ・シティ新章
18位：フレンズ シーズン1
19位：セックス・アンド・ザ・シティ シーズン1
20位：FBI：特別捜査班 シーズン1

※集計期間：2024年10月1日～31日／視聴者数順
※作品は予告なく配信終了となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

■人気シリーズ「ウォーキング・デッド」の後日譚スピンオフ

ノーマン・リーダス演じる人気キャラクター・ダリルを主人公にした「ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン」の続編。シーズン11で完結した同シリーズ後の世界を舞台に、フランスに降り立ったダリルの新たな戦いを描いた。またシーズン1の最終話でも姿を見せたダリルの相棒・キャロル(メリッサ・マクブライド)も参戦。ファンにはたまらない待望の第2章の幕開けとなった。

新たな仲間の行く末を案じ、フランスに残ることにしたダリル。“ウォーカー”と呼ばれるゾンビと戦いながら日々を過ごしていたようだった。

ダリルは、リーダー・ロサン(ジョエル・デ・ラ・フエンテ)から少年・ローランを精神的に鍛えるように頼まれる。自分の身を自分で守り、「生きるため」に、“肉体的”に鍛えるのだと解釈したダリルだったが、ロサンはやんわりと否定。「もっとずっと大事なことにローランを専念させたい」というロサンの言葉に、生きることだけを目的としていたダリルは、理解できないというような複雑な表情を浮かべていた。

「生きる」ことだけを考え、居場所を探し求めてきたダリル。ダリルが幸せを見つけられるのかが気になるところだが、そんなことを考える暇がないほど、ダリルにはさまざまなことが襲い掛かる。死と隣合わせで生きているからこそ、濃密になっていく人間関係と、予想もできないストーリー構成。最後の最後まで目が離せない展開が今回も話題を呼び、首位を獲得した。



■実権を巡る戦いと、人気シリーズの後日譚スピンオフシーズン1がランクイン

2位は、HBOオリジナルシリーズ「THE PENGUIN－ザ・ペンギン－」。物語は、ゴッサム・シティを牛耳っていたファルコーネ・ファミリーのボス、カーマインの死によって実権を巡る戦いの火蓋を切る。コリン・ファレル演じるオズ・コブ(ペンギン)が新たな相棒とともに、ゴッサムを手中に収めようと暗躍する。

吹き替え版も同時に配信され、初めて本作を見る人にとっても、見やすい印象を受けた。金田明夫、白石涼子、新祐樹をはじめ、一柳みる、日野聡、広瀬彰勇、宮島岳史、中井和哉などの俳優、声優陣が集結。実権をめぐる争いという緊張感あふれる中、それぞれがキャラクターの個性を生み出していた。

3位は、「ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン1」。「ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン2 -キャロルの書-」の配信が決定したことにより、シーズン1を予習した視聴者や、シーズン2を見て気になった視聴者が戻ってきたのではないだろうか。

「ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン シーズン1」は、2023年9月にアメリカで放映され、日本で配信されることを待ち望まれていた。そんな本作は、第1話から大きく物語が動き出す。新種の“ウォーカー”が現れたのだ。“ウォーカー”がダリルの腕をつかむと、そこがただれるという症状が。

その疾患が広がるのを防ぐためには、その部分を焼く必要があるというのだ。「ウォーキング・デッド」に出てくる登場人物が強くたくましくなるように、“ウォーカー”も手ごわくなっていく。その描写がたまらなく、飽きることがない。

他にどんな新種がおり、どんな特徴を持っているのか、視聴者をワクワクさせたシーズンの幕開けだった。その一方で、どんなシーズンでもブレない魅力を持つ、ダリルという人気キャラが、シーズン1もシーズン2も上位にランクインさせたと言えるだろう。


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