夏休みに、家族でドライブを楽しむために車に乗り込むと、車内からは甘ったるくて腐ったようなにおいが……。かといって食べ物のにおいではないように思い……かいだことのないにおいに、「何だろう？」と不安になりながらも、特に気に留めず出発することに。しかし、においはだんだん強くなっていったのです――。
予期せぬ異臭に包まれた車内
だんだんそのにおいが強まってきて、家族全員が気になり始めました。においを強く感じるトランクを確認してみると、そこには息子の幼稚園の手提げバッグが。まだこの時点では、においの正体は完全にはわかってはいませんでした。
においの正体は？
手提げバッグの中を確認してみると、中に入っていたお道具箱には溶けてべったりと混ざり合ったカラフルなクレヨン。炎天下の車内の暑さで溶けて、色が不気味に混ざり合い、異臭を放っていたのです！

思い返せば、夏休み前に幼稚園から持ち帰る作品やお道具箱などの荷物が多かったので、私は車でお迎えに行きました。帰りの車の中で疲れて寝てしまった息子を抱っこし、大量の荷物と共に帰宅。このとき手提げバッグをトランクに置き忘れたのでしょう。

数日後、車でお出かけの際、異臭が漂う車内に愕然とすることになるとは、このときは想像もしていませんでした。

息子もお気に入りのクレヨンの、普段とは違う様子に衝撃を受けているようでした。その後、私はお道具箱に入っていたクレヨンだけでなくハサミや糊も新調する羽目に……。

お気に入りのクレヨンがべたべたになって落ち込んでいた息子でしたが、新しく買い替えたものを渡すととても気に入ったようで喜んでいました。この経験から、私は持ち帰った荷物をその日のうちに確認することを徹底しています。また車から降りるときはトランクや座席に置き忘れた荷物がないかを確認する習慣がつきました。

著者：永瀬はるか／30代女性／2016年、2019年、2023年生まれの3人の男の子のママ。体力アップのために子どもたちと筋トレに励んでいる。
イラスト：きりぷち

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年11月）

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