大学のサークルで知り合い、数年間の交際を経て結婚した湊とさくら。幸せな結婚生活かと思いきや、いざ新婚生活が始まると、2人の関係はギスギスし始めました。ある日、さくらが料理を作っている時、湊に「お風呂を洗ってほしい」とお願いをしました。湊は「料理が作り終わる頃までに洗っておく」と言ったものの、結局いつまでたってもお風呂を洗わず……。結局さくらが洗ったのでした。
湊にそれを伝えると、「せっかく人がやる気出したのに」と反論。さらに、「できる余裕があるなら、最初から俺にやらせようとするなよ」という言葉まで飛び出したのです。
その後、お風呂に入る前、湊はトイレに入りました。トイレットペーパーを使っていると使い切ってしまったのですが、わざとそのまま放置してしまいます。
湊がお風呂に入っていると、さくらが「トイレットペーパーが終わったら新しいのに替えてって言ったよね?」と言いにやってきたのです。その言葉を聞いて、しらばっくれる湊。その際、「新しいシャンプーを置いておくから詰め替えておいて」と頼まれるのですが、湊は「俺に押し付けて……」とイラ立っていて……!?
シャンプーの詰め替えを頼まれた夫は何かひらめいて…
湊がお風呂から上がると、
シャンプーを持ったさくらが怒った表情をしていました。
「さっきシャンプー変えてって言ったよね?」
「あ……いや、シャンプーまだ入ってただろ?
だから今日は変えてない」
「入ってたって……水を入れてかさ増ししたんでしょ?」
そう言った後、目の前でシャンプーの中身を出し始めたさくら。
「もうシャンプーとして使えない。
普通に使えなくなるからもうやらないで」
さくらにハッキリと言われると、湊はため息をつきながら、
「分かりましたよ」と答えたのでした。
また別の日―。
今度は卵の空のパックをそのまま冷蔵庫に放置していたことを指摘された湊。
「あー……捨ててなかった?捨てたと思ってた」
「気を付ける」
適当にあしらおうとする湊に対して、
怒りが収まらなくなり、さくらは反論してしまいます。
「いつも言い訳ばっかり……。それやめてくれない?」
「毎回気を付けるって言ってるけど、
全然変わらないよね?」
タバコを吸いながらだるそうにしている湊を見ながら、
はっきりと思っていることを伝えたのでした。
シャンプーの詰め替えを面倒くさがり、水を入れてかさ増しをしてごまかそうしとした夫。ちゃんと最初から詰め替えていれば、さくらさんから指摘を受けることもなかったはずですが、これはひどいですね……。自分で怒られる原因をわざわざ作っているように思ってしまいました。
著者:マンガ家・イラストレーター まるき八郎 お菓子と映画とコスメと旦那が好きな20代♀。サクッと読めちゃうスカッと話を投稿しています。スカッとする話が好きな方は是非!
【関連記事】
「聞けない…」学生時代の友人が言ってた夫の秘密って?不安を抱え公園へ行くとまさかの人物に遭遇し…
愛を誓った結婚式から数カ月後…いざ生活が始まると2人の関係は一変して!?<妻を見下す夫>
義実家で夕食をご馳走になることに…。妻が萎えていると救世主が現れて!?<妻の旅行を許さない夫>