体内ではたらく細胞たちを擬人化して描くというユニークな設定が話題を呼び、シリーズ累計発行部数1000万部を突破した清水茜の同名コミックを、「翔んで埼玉」シリーズの武内英樹監督のメガホンのもと実写映画化した『はたらく細胞』(12月13日公開)。このたび本作から、原作でも一二を争う大人気キャラクターである“血小板”たちの愛らしい姿を収めた新場面写真を独占入手した。
【写真を見る】原作ファンの期待に応える再現度!『はたらく細胞』のキュートすぎる血小板たち
赤血球役の永野芽郁と白血球(好中球)役の佐藤健がダブル主演を務める本作には、シリーズで初めて描かれる人間の世界の登場人物として芦田愛菜と阿部サダヲが、そして細胞キャラクターとして山本耕史や仲里依紗、松本若菜ら超豪華キャスト陣が大集結。血小板役には「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」で注目を集めたマイカ・ピュを筆頭に、注目の子役たちが勢ぞろい。
その一部を紹介すると、7月クールに放送された月9ドラマ「海のはじまり」で一躍脚光を浴びた泉谷星奈や、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」でヒロインの幼少期を演じた磯村アメリ、日本テレビ系列のドラマ「放課後カルテ」に出演中の英茉、大河ドラマ「光る君へ」にも出演した原春奈、テレビドラマやCMなどに多数出演している湯本柚子など、まさに“子役オールスターズ”。
武内監督は血小板のキャスティングについて「最初は年齢よりも若く見える俳優かアイドルを起用しようと思っていたのですが、原作で大人気のキャラクターで、ファンもかなりこだわりを持っている。ここはがんばって演技のできる子役をちゃんと探そうと決意し、何百人というオーディションのなかから血小板のキャストを決定しました」と、原作ファンの期待に応えることと原作へのリスペクトを捧げることを重視したと告白。
そして「ただ、オーディションから撮影に入るまでの期間に間があいたり、撮影期間も長かったりしたので、子役がどんどん大きくなってしまって…。次に会うころには『君、出てたっけ?』って思うくらい成長しているんじゃないかとドキドキしています」と、たくさんの子役を起用する難しさを語りながら微笑ましいコメントも。
ちなみに血小板とは、血液に含まれる細胞成分の一種。血管が損傷した時に集合して、その傷口を塞ぎ止血するという重要な役割を担っている。大勢の血小板たちが力を合わせてはたらく健気な姿に癒されること間違いなし。その活躍ぶりを、是非ともスクリーンで見守ってほしい!
文/久保田 和馬
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