「なにわ男子」の長尾謙杜が、映画「おいしくて泣くとき」で劇場映画初主演を務めることがわかった。共演は、當真あみ。2025年4月4日に全国公開される。あわせて、特報(https://youtu.be/7v9G15WmtHw )とティザービジュアルも披露された。
原作は、映画「ふしぎな岬の物語」の原作「虹の岬の喫茶店」などを執筆、映画化をはじめとするメディアミックスが相次ぐ人気の小説家・森沢明夫氏による小説「おいしくて泣くとき」。Amazonのレビューでも「泣いた」「感動した」という声が続出している感動作だ。監督を務めたのは、森沢氏の著書を映画化した「大事なことほど小声でささやく」を監督した横尾初喜。森沢氏と再タッグを組むことになった。
幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成。孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、彼女の秘密が明かされる。
主人公・心也を演じる長尾は、NHK大河ドラマ「どうする家康」への出演や「岸辺露伴ルーヴルへ行く」で青年期の岸辺露伴を演じ、25年1月17日公開の「室町無頼」に出演するなど、俳優としても躍進中。ヒロイン・夕花を演じる當真は、アニメ映画「かがみの孤城」で主人公の声を担当、「水は海に向かって流れる」「忌怪島きかいじま」などの映画作品に出演。「カルピスウォーター」14代目CMイメージキャラクターに抜てきされるほか、数々のCMに出演し注目を集めている。
長尾と當真のコメントは、以下の通り。
【長尾謙杜】
タイトルを見て、「おいしくて泣くとき」ってどんな時だろう、よっぽどおいしいのかなと考えましたが、台本を読んでみたらすごく素敵なお話でした。いろんな悩みや気持ちを抱えている人が登場して、みんなの気持ちが混ざり合ってクライマックスに向かうのが面白く、そしてなんといってもあたたかい作品です。監督をはじめ、スタッフの皆さんも優しい方たちばかりで、思いやりと愛を持った現場で撮影ができました。
今回オファーをいただいたことで学べたことがたくさんあります。観客の皆様にも、作品を通して気付いていただけることがたくさんあると思いますし、その先になにか繋がるものがあるといいなと思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。
【當真あみ】
誰かを思い行動した時、みんなが少しずつ誰かの居場所になっていき、その縁が巡り巡って自分に返ってくる、そんな作品に私も携わらせて頂ける事がとても嬉しかったです。 長尾さんを始め素敵な俳優の皆さん、そして温かいスタッフの方々のおかげで、一つ一つ大切にのびのびと夕花を演じられたと思います。 誰かを思いやる気持ち、その気持ちがもたらす温かい幸せを、ぜひ劇場で見て頂きたいです。
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