この漫画は書籍『精神科病棟の青春あるいは高校時代の特別な1年間について』(著:もつお)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
精神科病棟に入院することになったミモリ。そこは他の病棟とは異なり、鉄格子のかかった窓や、患者を一時的に隔離するための鍵のかかる部屋がありました。そんな場所に入院することになったミモリは、クラスメイトたちの姿を思い浮かべながら、自分だけ別世界に来たように感じてしまうのでした。
友達から「変」と否定される夢を見て、驚きのあまり飛び起きてしまったミモリ。その様子に、同室の女性も怯えてしまったようです。
朝食の時間になり、席には座ったものの、ミモリは一切食事に手をつけることができませんでした。
結局、食べることなく片付けてしまいますが、ある女性が「完食できた」と盛り上がっているのを見て、冷ややかな視線を送ります。
今までとは異なる生活に慣れず、ミモリは周囲の人々のことを「変」だと感じてしまうのでした。
『精神科病棟の青春あるいは高校時代の特別な1年間について』
著:もつお(KADOKAWA)
「精神科病棟の青春あるいは高校時代の特別な1年間について」はこちら
高校2年生の加藤ミモリは、摂食障害で精神科病棟に入院。制限の多い入院生活に戸惑い、悲嘆にくれる日々。しかし、一風変わった他の入院患者たちの存在が、いつしかミモリの気持ちに変化を促していくのでした。
(ウーマンエキサイト編集部)
【関連記事】
▶︎次回 Vol.4 ここには変わった人しかいない…でも少しだけ息がしやすい
◀︎前回 Vol.2 外部と遮断された空間…まるで別世界にやってきたみたい
【全話読む】 精神科病棟の青春
水族館だけじゃなかった!幼児期を「コロナ禍」で過ごした次女が、知らなかった世界【猫の手貸して~育児絵日記~】
学校で二人組を作るのが不安!経験者の母からムスメにエール!【うちはモフモフ暮らし】