映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』の完成報告会である “神々たちの降臨祭”が21日、都内で開催され、ダブル主演を務める松山ケンイチ、染谷将太をはじめ、岩田剛典、勝地涼、白石麻衣、川口春奈、 山田孝之、窪田正孝、藤原竜也、福田雄一監督が出席。豪華メンバーが集結したため、それぞれが違う作品の告知をするという異例の展開に会場が沸いた。
【別カット】衝撃の“主役級キャストら”が別作品を宣伝!イベントの様子(28枚)
本作は、中村光の原作コミックをドラマ化した『聖☆おにいさん』初の劇場版。中村が映画のために製作したエピソードを基に、立川でバカンスを楽しむブッダとイエスの前に招かれざる客が現れ、世界の命運を揺るがす事態へ発展する様を描く。
豪華メンバーが集結するということで、約400人のファンが集まった本日のイベント。ファンサービスなどのため、予定の時間よりも大幅に押すなか、出演者たちが登壇すると、イエス役の松山はいきなり「来年1月に『クジャクのダンス、誰が見た?』の松風をやらせていただきます」と本作とは違うドラマの情報を語り出す。
するとブッダ役の染谷も「12月は1週目に『劇場版ドクターX』、2週目に『はたらく細胞』、そして3週目にこの作品が公開になります」と、自身が出演している作品をアピールという異例の展開に。その後も、売れっ子俳優たちだけに次々と、『聖☆おにいさん THE MOVIE』以外の作品の紹介が続く。
そんな状況に福田監督は「プロデューサーが『ほかの作品を観てくださった人たちが、みんなこの映画を観てくれるのでは』と言っていたんです。すごくバカな狙いです」と説明すると、会場は笑いに包まれていた。
このイベント同様、撮影中も常に笑いが絶えない現場だったという。松山は「最初は染谷くんとのシーンが多かったのですが、途中から次々と豪華キャストがやってきて大変でした。(笑いが堪えられなくて)全滅でした」と撮影を振り返ると、染谷も「出来上がった映画を観たら、笑っているところも使われていました」と、とにかく規格外の映画になっていることを明かしていた。
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は、12月20日より全国公開。
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