【動画】横浜流星が優しく微笑む特報映像「わかっていても the shapes of love」
12月9日(月)スタートのABEMAオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」(全8話※初回は1~3話を公開/ABEMA・Netflix)で主演を務める横浜流星。3年ぶりの恋愛ドラマであることに加え、情報解禁時の「愛の話はこれからもでき、恋の話は今しかできない。ということで出演を決めました」というコメントも話題を集めた。2019年のドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で注目されて以来、恋愛作品でたびたび女性視聴者を“沼らせて”きた横浜。彼はこれまでどんな作品で“恋”をしてきたのか、恋愛作品における彼の魅力とは? 恋愛作品における横浜流星の魅力に迫る。
■わかっていても惹かれてしまう…吸引力を持つ“沼男”
ドラマ「わかっていても the shapes of love」は、同名のwebtoonをもとにした韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」(Netflixにて独占配信中)を原案にした恋愛ストーリー。横浜にとっては、2021年の「着飾る恋には理由があって」(TBS系)以来3年ぶりの恋愛ドラマ主演となる。
演じる役柄は、“誰もが近づきたくなる吸引力”と“誰にも深入りさせないミステリアスな魅力”を併せ持つ若き天才芸術家・香坂漣。好きになったら痛い思いをするとわかっていても惹かれてしまう“沼男”だという。
公開されている特報映像には、愛おしそうに女性を見つめ、屈託なく笑い、切ない涙を流す漣の姿が…。「俺は好きだよ」「付き合うとかそういう約束、意味ある?」と語り掛ける声も甘やかで、わずか10秒ほどの映像でもうっかり恋してしまいそうな漣の“沼男”ぶりが十分に体感できる。
■“舌ペロ”“40秒ハグ”…“ゆりゆり”で胸キュンシーンを量産
本作の情報解禁時の横浜のコメントにも「自分が世に広く知って頂いたのは恋愛作品ですし」という一言があった通り、横浜にとってのターニングポイントは「初めて恋をした日に読む話」という恋愛ドラマだ。
この作品で、主人公のアラサー塾講師・順子(深田恭子)に勉強を教わるピンク髪の不良高校生“ゆりゆり”こと由利匡平役を演じた横浜。1話のラストで順子に舌をペロリと出したしぐさが“舌ペロ”と注目を集めると、「先生、俺にもご褒美ください」「タメ(同い年)でも絶対見つけてたよ」といった年下男子ならではの直球セリフ、思いを込めて順子を優しく抱きしめる“40秒ハグ”など胸キュンシーンが大反響。さまざまな受賞式で賞を獲得し、スター俳優の座を不動のものとした。
だがこれ以前にも、数々の恋愛作品に出演している。奥手な高校生が同級生の妹と初めての名前呼びや手つなぎ、キスに挑むピュアなラブコメ「兄友」(ドラマ2017年・映画2018年)、ヒロインに月額ローン39,000円で購入される癒やし系“ローン彼氏”を演じたドラマ「彼氏をローンで買いました」(2018年、FOD)、壁ドンやバックハグでファンをときめかせた映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(2019年※「・」はハートマーク)、余命宣告された青年が運命の恋に生きる勇気をもらう姿を描いた映画「愛唄 -約束のナクヒト-」(2019年)など…。20代前半で演じたさまざまな恋愛作品での経験が、“ゆりゆり”に結実した。
■吉高由里子とW主演で“表情で語る”青年を熱演
「初めて恋をした日に読む話」の後も、横浜は恋愛作品で魅力を発揮してきた。
2020年の映画「きみの瞳が問いかけている」は、現在NHK大河ドラマ「光る君へ」で主演を務める吉高由里子とのW主演作。韓国映画「ただ君だけ」(2011年)をリメイクした作品で、罪を犯し未来を失った元キックボクサー・塁を演じた。ヒロイン・明香里に向ける眼差しは陽だまりのように穏やかで、明香里のために闇を歩くと決心しリングに上る表情には壮絶な決意がにじむ。この作品で横浜は、言葉よりも表情でより多くを語り、見る者の涙を誘った。
2021年のドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系)では、キッチンカーの料理人で陽気なキャラクター・駿を演じた。 シェアハウス仲間のひとり・くるみ(川口春奈)と軽口を叩き合いながらも徐々に惹かれ合っていく駿。部屋飲みしていて冷蔵庫のものを取ろうとした2人がごく自然ななりゆきでキスするシーンなど、“シェアハウス”というモチーフならではの今っぽい恋模様が男女問わず共感を集めた。
■長いまつげと“役を生きる”信念が“今しかできない恋”を創り出す
キャリアを通して、その年代でしかできないさまざまな“恋の話”を演じてきた横浜。圧倒的ビジュアルと格闘技出身者ならではの鍛え上げられた美しい肉体は大きなアドバンテージだが、恋愛作品における彼の魅力はもちろんそれだけではない。
一つは、まっすぐの瞳と長いまつげに宿る繊細な感情表現だ。中学時代には世界チャンピオンになったほどの極真空手の使い手である横浜は、意志の強そうな瞳が印象的。アクションシーンでは相手を射抜くような闘志あふれるその目が、恋愛作品では誠実さの象徴に変わる。そこに、画面を通してもわかる“天然もの”の長いまつげが優しさをプラスする。この瞳の表現が、恋の喜び、悲しみ、孤独…とさまざまな感情を繊細に表現するのだ。
そして、折にふれて横浜が口にする“役を生きる”という信念。「初めて恋をした日に読む話」ではトレードマークのピンク髪の発色が落ちないよう、5日に1回染め直してゆりゆりを生き、「きみの瞳が問いかけている」ではキックボクシングをイチから学び、10キロ増量の肉体改造も実行した。「プライベートが役に引っ張られてしまう」と語るほど役に没入するスタイルは、恋愛作品でも同様だ。恋に落ちる瞬間を“演じる”のではなく、自分ごととして感じ、表現する。嘘のない表現へのこだわりが、恋愛作品でも彼の大きな魅力になっている。
2025年は、蔦谷重三郎という人物の生涯を演じる大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、芸に青春をささげる歌舞伎役者を演じる映画「国宝」が控える。毎回、それまでのキャリアで得たものすべてを注ぎ込んで役を“生きる”横浜。3年ぶりの恋愛ドラマ「わかっていても the shapes of love」でも、それは変わらない。今回、香坂漣というキャラクターで“今しかできない恋”をどう生きるのか、興味は尽きない。
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